リアライン認定資格者の紹介:安井 淳一郎先生

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リアラインコンセプトとの出会い

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大学卒業と同時に夜間部の専門学校へ入学、横浜市スポーツ医科学センターに理学療法助手として入職しました。4年間かけて治療方針の立て方、評価や治療技術を学んだことが、現在の私の臨床の基礎になっています。

治療技術に関するものだけではなく、スポーツに携わる理学療法士のあるべき姿を学べたことも大きかったです。4年間の勤務の後に、理学療法士免許を取得しました。

免許取得後は地元の愛知県に戻り、三菱名古屋病院に入職しました。当院は東海地区で最多のACL再建術を施行しており、膝や肩関節疾患の症例を多く担当しています。

 

課題が明確にできる共通の治療概念

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蒲田和芳先生がかつて勤務していた横浜市スポーツ医科学センターに勤務する中で、リアライン・コンセプト®の原型を学びました。リアライン・コンセプト®は関節疾患の治療概念で、リアライン、スタビライズ、コーディネートの順で治療を行います。

この共通の治療概念を持って治療を行うことで、解決すべき課題が明確になります。当時、それなりに治療結果を出すことはできていましたが、よりよい治療結果を出したいと考えるようになりました。そこで、より高い治療技術の習得のために、リアライン認定セラピスト取得を目指しました。

 

GLAB製品の実際の使用例

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臨床においてはリアライン・バランスシューズとリアライン・インソールを使用しています。バランスシューズは膝関節疾患の症例が多い当院では使用頻度が最も高いデバイスです。

スクワットやランジ動作をバランスシューズを履いて行うことで、良好なアライメントを保持しつつ筋力強化、動作学習が可能になります。特に、ACL再建術後症例のほぼ全例が競技復帰までにバランスシューズを使用します。

リアライン・インソールは足関節・足部の疾患のみならず、下肢疾患全般に使用可能なため、動作上の問題の原因が足関節・足部にある場合に使用しています。なお、私の勤務中の足元を支えているのはリアライン・インソールとリアライン・ソックスです。

 

GLAB×ACL損傷

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 ACL損傷はスポーツ活動中に生じる膝関節外傷の中で、手術を必要とする外傷の一つです。競技復帰までにはおよそ1年間の時間が必要になるため、予防が極めて重要です。

ACL損傷予防プログラムは数々報告されていますが、決定的なものはまだ見つかっていません。理想のプログラムは安全かつ高いパフォーマンスを獲得できるものと考えます。当院ではバスケットボール選手を対象にした、バランスシューズを用いたACL損傷予防介入を行っており、その効果を検証中です。今後はその結果を学会などで発表できるようにしていきたいと考えています。

 

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 安井 淳一郎 先生 経歴

学歴及び職歴

現職

三菱名古屋病院 リハビリテーション科

資格

2011年4月 理学療法士免許

2015年4月 認定理学療法士(運動器)

学歴・職歴

2007年3月 早稲田大学スポーツ科学部卒業

2007年4月 専門学校社会医学技術学院 夜間部理学療法学科 入学

     横浜市スポーツ医科学センター(理学療法助手) 入職

2011年3月 専門学校社会医学技術学院 夜間部理学療法学科 卒業

             横浜市スポーツ医科学センター退職

2011年4月 理学療法士免許取得

     三菱名古屋病院入職

     現在に至る

【リアライン・コンセプト認定トレーナー】

星 賢治先生

村木 聡一先生

理学療法士 真木 伸一先生

入江 広志先生

海老原 隆仁先生

前田 克史先生

安井 淳一郎先生

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