CSPT2016(クリニカルスポーツ理学療法セミナー)関西会場 受講者募集【詳細は画像をクリック!】
これまでのあゆみ
高校生の頃より,スポーツに携わる仕事をしたいという思いがあり,理学療法士を目指しました。免許取得後,整形外科医院,大学附属病院に勤務し,主に運動器疾患の臨床経験を積みました。臨床の傍ら,社会人および高校のサッカー部,ラグビー部等のトレーナーとして,メディカルサポート活動を行ってきました。
現在は,大学教員として,理学療法士養成教育および研究活動に携わっています。昨年より高校生の部活動を応援するプログラムを立ち上げ,高校スポーツ選手をサポートしています。
リアライン・コンセプトによる腰痛治療の研究
臨床現場では,腰痛を訴える方の対応を迫られることが多く,原因がよく分からないまま時間だけが経ってしまうこともありました。
そのようなとき,蒲田先生の講演で,機械的な腰痛のメカニズムとして骨盤などのアライメント不良が関与することを学びました。
論理的かつ合理的であり,非常に興味を引かれました。大学の教員になったこともあり,骨盤や胸郭を理想的なアライメントにした上で運動を行うコンセプトについて,研究に取り組みました。
リアライン・コアが製品化する前の話です。
リアライン・コンセプトによる腰痛治療例の紹介
新患の機械的腰痛患者に対し,骨盤・胸郭アライメントの対称化を目的にベルトで固定し,体幹の屈曲・伸展運動を介入として行う臨床研究をしました。
治療頻度は週2回でしたが,多くの患者が1~2週間程度で通院が不要となるくらい運動時痛やQOLの改善を認めました。
骨盤・胸郭アライメントの対称化は疼痛を生じにくい状況をつくり,運動を行いやすくします。
通常,痛みの強い急性腰痛に運動療法は行われませんが,この方法であれば,ある程度運動することができます。患者主体の治療ができるため,大きなメリットだと感じます。
最近では,本学野球部員のコンディショニングとしてリアライン・コンセプトを活用しています。
リアライン認定トレーナー募集!
認定トレーナーは様々な舞台で活躍されています。皆様もリアラインコンセプトを学び、認定トレーナーを目指しませんか?
関節疾病予防学とは「身体のゆがみ」の解消をテーマとし、生理学・姿勢学・バイオメカニクスを起源とした運動療法としての関節学の新領域の研究です。
根地嶋 誠 先生ご経歴
宮崎リハビリテーション学院 卒業
広島大学大学院保健学研究科博士課程前期 修了(保健学)
聖隷クリストファー大学大学院保健科学研究科博士課程 修了(リハビリテーション科学)
乗松整形外科医院 勤務
長崎大学医学部附属病院 勤務
聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部 現在に至る
【リアライン・コンセプトをご紹介くださりました先生方】
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・理想的な関節運動や筋機能を獲得して、理想のスイング習得に導く「リアライン・ゴルフ」
・膝の捻じれを整えることに特化した「リアライン・レッグプレス ver.2」を近日発売