興味深い研究がスタートする。
近畿大学らは「笑い」の測定方法と「笑い」の習慣が身体や心理的健康に与える効果を解明するため、共同で研究を行うことを発表した。
近大、吉本興業、オムロン、NTT西日本が共同で研究 「笑い」の医学的検証研究がスタート 「笑い」のストレスマネジメント開発をめざす
詳細を読む(引用元):近畿大学
■近畿大学、吉本興業株式会社、オムロン株式会社、西日本電信電話株式会社は、「笑い」の医学的検証を行い、「笑い」の測定方法と、「笑い」の習慣が身体や心理的健康に与える効果を解明するため、共同で研究を行う。
■研究は、4段階に分けて行い、各段階約20人の男女を対象とし、2週間に1回の間隔で定期的に吉本興業が主催する「吉本新喜劇」や「漫才」を鑑賞します。鑑賞の前後で心理テストを行い、鑑賞中には、顔の表情の変化データやバイタルデータの取得を行います。
「笑い」は、その定義があいまいなため、医学的な研究が進んでいないようだ。
しかし、「笑い」に関する様々なデータは報告されている。
世代別では年齢が若いほうがよく笑い、ある調査報告によれば、小学生は1日に平均300回笑うが、70代では1日に2回程度しか笑わないという報告もある。
また脳機能が「笑い」と密接に関係しているのではないかと言われてきた。
「がんと笑い」についての話もある。
笑うことでNK細胞が活性化するというものだ。
今回の試みにより、「笑いによる効果」のさらなる医学的立証に期待したい。
POST編集部 林 祐介
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