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テニスのATPツアーに帯同する日本人理学療法士 その仕事とは?

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世界でたった18人しかいないATP公認理学療法士に選ばれた日本人がいる。

テニスの世界大会であるATPツアーには、日本人理学療法士(鈴木修平氏)が帯同し活躍している。

 

ATP World Tour公認の理学療法士は、現在世界で18人だけ(アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリアなど)。

 

主な活動の目的は、男子プロテニスツアーに参加する選手たちの身体のケアやケガの予防、整形外科疾患や風邪・下痢・熱中症などの症状の診断や治療、栄養カウンセリングから靴のインソールのサポートにまで及ぶ。

試合中に、メディカルタイムアウトを取った際には、選手の元へと駆け寄り、コート上の限られた環境で素早く診断を行い、定められた3分間で治療を行う。

 

鈴木氏は、あるインタビューの中で「この仕事をして、一番嬉しい時は? 」という問いに対して次のように述べている。
 

鈴木 手が戻ってきた時に感謝の言葉を述べてくれたりすると、それが次に繋がり、別の大会でまた自分に診てほしいと言ってくれたりします。(中略)そういう関係は、自分の治療でしか築けないものだと思うんです。選手を診て、コミュニケーションがとれて、良い結果が出て、その治療の正しさを確認して次につなげて……それの繰り返しですよね。

引用元(詳細を読む):VICTORY

 

この点に関しては、テニスの世界トップであるATPツアーであれ日本の臨床現場であれ変わらないのだと感じた。

 

肩書きは、同じ“理学療法士”。名に恥じぬよう日々精進して行きたい。

テニスのATPツアーに帯同する日本人理学療法士 その仕事とは?

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