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ゴルフに認知機能改善効果 国立長寿医療研究センター

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高齢者の健康長寿を目指す、国立長寿医療研究センターなどの研究班がゴルフは、高齢者の記憶力を改善させる効果があると研究結果を発表した。

 

▶︎ ゴルフに記憶力改善効果 国立長寿医療研究センターなど研究班が公表

 

65歳以上のゴルフ未経験者53人を対象に、90分の練習と120分のコース練習を週1回6ヶ月間実施した。その結果、単語の記憶テストでは、6.8%、文章の筋書きを記憶する倫理的記憶のテストでは11.2%の記憶力改善効果がみられた。

 

同時に、ゴルフと関係がない、健康教室のみを受けた53人を検査したが変化は見られなかった。同センターの島田裕之部長は「体を動かすことに加え、スコアを計算したり他の人と交流したりすることで認知機能が改善された可能性がある」との見解を述べた。

 

アルツハイマー型認知症の予防には、脳内で自身の環境や居場所を思い描いたりする事で、海馬を活性化させる事が必要だと言われている。

 

ゴルフというスポーツも、自身の現在のスコアからその後のコースマネジメントをしたり、風を読みボールがどのように飛んでいくのか考えたりする事で、アルツハイマー型認知症の予防にも繋がりそうだ。

ゴルフに認知機能改善効果 国立長寿医療研究センター

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