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丹羽麻奈美先生ー女性の理学療法士(PT)はすごく切迫流産が多いというのを知って、「妊娠出産をもっと勉強していきたいな」ー第二回

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女性が復職できる環境

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POSTインタビュアー:女性の働きやすい環境ってどんな環境だと思いますか?

丹羽先生:

現状として就職から結婚や妊娠出産を機に辞めることが多いと思います。

私自身は、「辞めてもいいかな」と思っていて、
子供の小さい時はできるだけ一緒に過ごしたいなという思いがあります。
子供が少し大きくなってからでも復職はいいと思います。せっかく取得した資格なのでそのまま辞めてしまうというのはもったいないかなと思います。

ただ女性が戻って来られない、という環境が多いので、環境作りは大切だと思います。

今だからこそできる環境づくり

POSTインタビュアー:理学療法士の職業以外の仕事でも女性が職場復帰しにくいのかなと思うのですが、その辺りはいかがですか?

丹羽先生:

私たちの世代はちょうど理学療法士が一気に増えた時代だったと記憶しています。

ですから、今は「人が増えたら入らなくなるのではないか」というようなことが一人歩きして、
業界内的に「どうしよう」という不安感があると思います。

看護師であれば妊娠して産休後、

復職するのが当たり前のようになっている印象を受けますが、

そのような形になっていくのが理想ですね。 まだ発展段階だからこそ、これからいろいろ環境を作りやすいのではないかなと思います。

何でもそうだと思うのですが、女性を専門的にみる環境がないから勉強できないとか、

実際に触れないから勉強できないとか、環境だけではないと思います。

どうやったら自分の診たい対象とした人を診られるか考えればいくらでも方法はありますからね。

 

【目次】

第一回:決意

第二回:今だからこそできる環境づくり

 

丹羽麻奈美先生経歴

資格:理学療法士

日本マタニティフィットネス協会認定

マタニティヨガインストラクター

ガスケアプローチ腹筋編レベル

研究実績:

回復期リハビリテーション病院で働く女性PTを対象とした意識調査

―女性PTの離職率改善に向けた取り組み―

FBページ:

「医療系大人女子 medical beauty」

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