脊柱の解剖学 ~腰椎の触診編~

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今回は、脊柱の解剖学を『腰椎の触診』にフォーカスして説明していきます。基本的な解剖学的知識をみていきます。

触診をする上での基本

❶解剖学的知識

 ・触診部位の解剖学的な知識や、対象部位のリスクなどを事前に整理する。

 

❷touch

 ・可能ならば、皮膚を直接触れる

 ・手指に力を入れず、対象の形状にfitするよう指・手掌をつくる

 ・皮膚/筋/靭帯/筋膜などの深度(圧)調整することで触れ分けをする

 ・筋の場合は、edge・重力に対しての筋腹の位置・起始停止の位置関係を評価

 

❸外力とならない

 ・姿勢制御や関節アライメントに変化を与えるような外力とならないよう触れる

 ○日頃から指先の感覚を研ぎ澄ませて触れる練習が必要!

  なるべく爪は短く切っておくように。

 

腰椎の触診と評価方法

側屈の評価

 腰椎の側屈可動域制限がないかを調べる方法の一例

 

❶基本は腹臥位で触診する(側臥位では、側屈が生じるため考慮が必要)

❷まずは、骨(棘突起、骨盤)を触れ、表在筋(脊柱起立筋、広背筋から)を確認。左右差や回旋を触知する

❸ 各棘突起間に指を置き、下肢の一方を外転していき脊柱の側屈が下位レベルから、順序通りに側屈が生じているかを触知する

          

 図が斜めで見にくいですが、左が下肢正中位 右が右下肢外転位

 

解釈

 下位腰椎から順序良く側屈が生じる場合(L5⇒L4⇒L3)は正常だが、L5とL4間が可動性の低下が生じている場合は、L5⇒L3と側屈が生じ、中間の関節が働いていないことが評価できる。この場合は、L4-L5の可動性が無い為、その前後にある関節が代償的に働きやすくなるため、何らかの障害が生じやすい状態であるといえる。

 

また、椎間関節の特徴から、回旋が生じている状態で側屈を行った場合は、関節面の可動性を回旋に分散している為、側屈範囲の減少が生じていると予測できる。つまり、脊柱が回旋した状態で制限がある場合は、回旋を治療することで正常な側屈が可能となる。

 

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【触診交流会 in 神奈川】

次回:骨盤編 2018年6月9日(土)19:00~21:00

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参考/引用文献

・中村隆一 他 基礎運動学 第6版 医歯薬出版 2012年

・坂井建雄・松村譲兒 プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 第2版 2011年

 

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