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足底方形筋の解剖学講座

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ジンタイモ・K
今日は「足底方形筋」の解剖学についての授業です。「なにそれ」と思うかもしれないけど実は縁の下の力持ちの筋肉です。

 

足底方形筋の起始・停止を覚える

【起始】踵骨の足底面の内側突起・外側突起

【停止】長趾屈筋腱の外側縁

【支配神経】外側足底神経(S1~S2)

【主な作用】主に第2~第5趾PIP(第2)関節の屈曲。長趾屈筋の補強。

 

ジンタイモ・K
こう見ると、長指屈筋腱に付着しており、「骨から起こり、他の筋の腱に終わる」という点が、足底方形筋の形態の特徴と言えます。このさらっと書いてある、長趾屈筋の補強とはどういうことか。これは筋肉の走行が関係しています。

 

長趾屈筋の作用のベクトル

長趾屈筋は脛骨後面中央部に起始の第二~第五趾の末節骨に付着しています。上記は、筋の作用のベクトルを示したものですが、もし長趾屈筋がそのままのベクトル(黄色)で作用したとすると屈曲方向の成分が弱まってしまうことが容易に予想されますね。足底方形筋は、屈曲方向へのベクトルに誘導していると考えられています。

 

実際に、足底方形筋が働かない結果、長趾屈筋が過剰に働いてClaw toeが生じる事例も臨床上、多くみられます。その場合、①長指屈筋の緊張を触診して緩める、②正しい屈曲方向への運動を誘導することで、足趾の機能が改善しますので試してみてくださいね!

 

【触診交流会 in 神奈川 ~下肢編~】

・大転子 / 内転筋結節 / ITT / 大腿二頭筋 / 半腱様筋 / 薄筋 / 縫工筋 / 坐骨神経 / 長指屈筋 / 後脛骨筋 /第五中足骨粗面 / 舟状骨 / 立方骨 

【日時】 2018年10月13日(土)19:00~21:00

【場所】 Luxem訪問看護リハビリステーション川崎多摩

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