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作業療法士が「漢字学習支援アプリ」の開発を目指す 

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筑波大学博士後期課程に在籍している作業療法士の大西 正二さんが、漢字学習のアプリ開発に向けたクラウドファンディングを実施している。

 

漢字など文字を書くことが苦手なお子さんへの支援方法としてタブレットやパソコンなどのICT(information and Communication Technology)を活用した文字入力で書くことの代替をしていく方法も広がりつつある。

 

しかし、現状は実際の学校生活や受験ではまだまだ書くことを要求される場面が多い。社会人になるとパソコンを使用した業務が多くなることも確かだが、役所関係の手続きなどで何かと住所を書く機会は多く訪れる。

 

また、学習障害のお子さんは知的には遅れがないため、小中学校の通常学級に在籍していることが多く、2016年に障害者差別解消法が施行されましたが、通常学級において、学習障害のお子さんが十分な合理的配慮を受けられる学習環境には至っていない。

 

今回、学校や家庭において支援者が導入しやすく、お子さん自身でも自主学習しやすいアプリ教材を作製できれば、学校や家庭でも導入しやすくなると考え、このような理由からアプリ教材の開発をしたいと思い立げたそうだ。

 

大西さんは「みんなと同じ学習方法で漢字が覚えられないのだからICTを使いましょう。」という1つの選択肢だけでよいのでしょうか?学習障害のお子さんに適した学習方法があれば、漢字を学びたいと思うお子さんもいるのではないでしょうか?何とかこのプロジェクトを成功させ、研究の成果を臨床に還元し、実際に漢字に困っているお子さんたちに届けたいと思っています。」と述べている。

 

公開期間:2020年4月22日(水)~6月30日(火)

▶︎ 「覚えられない…。」漢字が苦手な子どもたちに新しい選択肢を。

 

 

作業療法士が「漢字学習支援アプリ」の開発を目指す 

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