慶応大学大学院への進学理由
よく聞かれるのが、「慶應大学大学院医学部のなぜ眼科学なの?」と言われます。そちらの眼科学教室の坪田一男教授がアンチエイジングの研究もされていて、私自身アンチエイジングの研究に興味があってそちらに入学しました。当然眼科学なので、眼科に関する研究もしていて、それとヨガに関する研究をしています。今はちょうど、ヨガが眼の涙液量にどう影響するのか?といった内容の研究をしています。それまでの研究は、今度学会発表をするのですが「男性のヨガに対するイメージとヨガセッション後の変化」というものです。
255名のヨガ未経験の男性に「運動志向性」と「ヨガのイメージ」を5件法で尋ねて因子分析と順序回帰分析を行い、実際に10名にヨガセッションを行ったのですが、ヨガは「健康になる」「運動効果が高い」といった効果を伝えるよりも「ヨガをするとかっこよくなる」とか「男らしくて強くたくましくなる」という男性的なニュアンスを伝えた方が、男性のヨガへの興味がグッと上がるということが分かりました。
今後の活動展開
今後は、これまでのメディアでの活動経験や大学院での研究などのキャリアを生かした仕事ができれば嬉しいなと思っています。例えば、森田豊先生のように医師でありながら医療ジャーナリストとしてテレビや書籍、セミナーなどで色々と伝えられるような機会があれば、理学療法士という職業の知名度アップにもつながるのではないかなと思っています。昔、テレビのお仕事でドラマの脇役をやらせていただいた時のプロデューサーが知り合いでいて「何で医師とか看護師を題材にしたドラマはあるのに、理学療法士はないんですか?作ってください!」と言ったことがありました。答えはやはり「理学療法士はよく分からないからなー」という答えでしたね。それが現実なのかなとも思いました。でもコブクロの「君という名の翼」のPVで、理学療法士がリハビリをしているシーンが流れていた時は嬉しかったですね。とにかく、誰が聞いても「理学療法士ってこういうお仕事ですよね!」と言ってもらえるような、認知度アップの活動も今後やっていきたいなと考えています。
1982年 滋賀県近江八幡市に生まれる。
2002年(20歳)上京して劇団青年座研究所に入所する。
2005年(23歳)テレビ朝日「秘湯ロマン」レポーターとして活動する(~2013年)。
2006年(24歳)単身ニューヨークに3ヶ月間渡り、Michael Gilbert、Debellis Nixa、Horowitz Carlの指導のもと全米ヨガアライアンス認定ヨガインストラクター資格を取得。ニューヨーク中のヨガスタジオを訪れ、約200コマの様々なヨガクラスを受講してまわり、ニューヨークのヨガスタイルに深く影響を受ける。帰国後ヨガインストラクターとして活動。ヨガの聖地インドのリシケシのヨガニケタンアシュラムや、スウェーデン、ドイツ、デンマーク、タイなど各国を旅して現地のヨガを体験する。
2008年(26歳)アンダーザライトヨガスクールにて受付業務を担当する。
2010年(27歳)フィットネスクラブ ウラクアオヤマにてヨガを中心としたレッスンを担当。同時に2011年より自身主宰の都内のスタジオで完全紹介制パーソナルレッスンを開始。ヨガ・マットピラティス・ペアマッサージストレッチを組み合わせたオリジナルのレッスンを行う。
2015年(32歳)都内整形外科にて理学療法士として勤務する。
学歴
2013年(30歳) 日本大学文理学部英文学科卒業
2014年(31歳) 東京メディカルスポーツ専門学校理学療法士科卒業
2015年(32歳) 慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科スポーツマネジメント専修卒業
慶應義塾大学大学院医学研究科眼科学教室博士課程入学
学位
健康マネジメント修士
所属
慶應義塾大学大学院医学研究科眼科学教室 博士課程
資格・免許
・理学療法士
・全米ヨガアライアンス200(ニューヨークヨガスタジオTeacher Training Course修了)
・特殊小型船舶免許
・文部科学省認定 色彩検定2級
・京都府洋裁学校正教員資格
所属学会
・公益社団法人日本理学療法士協会
・日本抗加齢医学会
・日本スポーツ産業学会
社会的活動
2011年(28歳)いわき市社会福祉協議会災害支援ボランティアセンター ボランティア
出演・掲載など
2005年 テレビ朝日「秘湯ロマン」レギュラーレポーター出演
2008年 日本文芸社「荷風!」都電のある風景 レギュラーモデル出演
2010年 iPhone& iPadアプリ「堀川ゆき インド・リシケシ・ヨガの旅」ヨガポーズ写真集発売
2015年 日本スポーツ産業学会第24回大会号掲載「メンズヨガ ―男性のヨガに対するイメージとヨガセッション後の変化―」他