15日中央社会保険医療協(中医協)議会総会(第488回)が行われ、今年度の介護報酬改定でも適正化を図る措置がとられた訪問看護において、再検討するための論点整理を提示した。
▶︎令和4年度診療報酬改定に向けた議論(次期改定の論点等)の概要
【現状と課題】*一部抜粋
・訪問看護ステーションにおける職種別の従事者数のうち、理学療法士等が占める割合が増加傾向。
【主な意見】
・新型コロナウイルスの影響で全体の医療費がマイナスの状況でも訪問看護は二桁の伸び率。患者の状態に応じた、適切な職種、頻度、内容で訪問看護が行われ ているのか、検証が必要。
・看護師と理学療法士が行う訪問看護では内容が違うのではないか。理学療法士 が増えている原因、ケアの内容について分析・検討すべき。