18日地域包括ケア病棟協会の仲井培雄会長はオンライン会見で「短期集中リハの実績に着目した新加算創設等の提言・要望」を厚生労働省保険局医療課の井内努課長に提出したことを明らかにした。
この提案は、診療報酬上リハビリテーションの評価は「1単位20分以上」「個々の患者への実施」「機能訓練室での実施」などの要件に沿って行うことが求められているが、1回20分未満(補完代替リハビリ)も実施されている現状を踏まえたものである。
廃用症候群等患者に係る短期集中リハビリテーシ ョンのアウトカム評価(提案2,P7)
【高齢患者の廃用症候群等治療の課題】
・高齢患者の廃用症候群等のリハビリテーションは転倒・転落の恐れや、高齢患者の不安、認知症等により進まないこ とが多い。
【具体的提案】
・1回20分以内、1日数回、1~3週間前後の短期集中リハビリテーションを行って、効率よく効果を上げた場合に、アウトカム評価として加算を付けてはどうか。
・今後、腰部装着型医療用ロボットを活用し、廃用症候群 等患者のADL向上を認めたケースを集積してエビデンスを 構築する。
・廃用症候群等患者にも訓練を支える職員にも、負担の軽減が期待される。
▶︎https://chiiki-hp.jp/proposal/3344/#3344
【合わせて読む】