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愛着・アタッチメントと慢性疼痛②

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乳幼児期に親子の間ではぐくまれる愛着が慢性疼痛にも関連していたら…という記事その②です。

週の真ん中水曜日の江原です。前回は乳幼児の発達にとても重要な愛着の基本的事項について書きました。本日は愛着と慢性疼痛について話を進めていこうと思います。

 

愛着・アタッチメントとは、乳児が母親を安全基地として一人で行動できる経験の中で基本的信頼感が育まれ、同時に『自分は受け入れてもらえる存在だ』という自己肯定感にもつながる行動のことです。

 

社会を生きていくうえで必要なストレス対処能力、感情のコントロール力を身に着けるため、愛着に障害があると対人関係やストレスコーピングに影響すると言われています。

 

前回の記事でも乳幼児の心理学研究実験から

Aタイプ(回避型):養育者との再会時によそよそしい関わりをする

Bタイプ(安定型):養育者との再会時にすぐ安定して関われる

Cタイプ(アンビバレント型):養育者との再会時に不安定で怒りをあらわにする

Dタイプ(無秩序・無方向型):養育者に接近と回避のかかわりが同時にみられる

上記のような分類がなされ、保護者が日常生活での子供の欲求への感受性、応答性が関連していると考察されています。乳幼児期の保護者との安定した関係がその後の人生にも影響してくるのです。

 

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愛着・アタッチメントと慢性疼痛②

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