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ボリビアでクレジットカードが使えず無一文に。その時にとった行動は…

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柿澤健太郎:僕は何か行動を起こす一番のエネルギーになるものは、それを行おうとした「思い」だと思っています。

 

これは世界で見た様々な人々や出来事に共通しており、これが元となっていると感じております。極端な例でいえばインドの苦行でもある”五体投地”。

 

古代インドでは尊者の足下にひざまずき、頭を地に付けることが最高の敬礼方法とされ、仏教においても仏の両足に頭を付ける事が敬う行為があります。

 

五体投地をイメージしやすく言うと土下座のようなお祈りの格好をし、地面に這いつくばり、立ち上がり数歩進むという行為を繰り返すもの。

 

しかもそれを聖地と呼ばれる場所まで数千キロ、何年もかけて。

 

僕らの考えからしたらどうかしてるとしか思えないその行為も、本人達からしたら信仰心という「思い」からくる真剣な行為です。

 

私は6年間務めた職場を辞め、2015年4月から1年間、趣味でもある旅と仕事としての理学療法士のスキルを活かして「世界一周しながら世界中の方500人を施術」するという旅に出ました。

 

職場では役職を任され、臨床も勉強も職場の環境にも不満はありませんでした。

 

一言、世界一周をしたいと言っても帰国したら住所不定、無職、車なし、貯金なしの状況はだれが考えてもヤバい事なのでもちろん周囲は否定的な声が多かったです。

 

その声は一般的に考えれば正当性があり、僕も言っていることに納得できましたが「人生で成し遂げたいこと」を真剣に考えたとき、その意見に躊躇は全くありませんでした。

 

何が言いたいかというと物事を成し遂げ、得たい結果を得るにはそれ相応の「思い」や「覚悟」がいるということです。本気で成りたい自分がいるなら必死になりますし、困難な場面がきてもその「思い」があれば踏ん張りもききます。

 

もちろん、ただの根性論や精神論だけでは通用せずにその計画に見合った準備が必要となりますが、根底で成し遂げたい原動力となるのはこの「思い」だと思っています。

 

 

もし職場において何かに挑戦するような事柄がある場合、まずはそれに取り組む姿勢を見つめなおすことをお勧めします。

何となくでは計画を遂行するにあたっていくつもある難局で心がくじけそうになるからです。

 

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