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【R9年度】次期介護報酬改定に向けた調査スタート

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28日に社会保障審議会・介護給付費分科会の介護報酬改定検証・研究委員会で、令和6年度の介護報酬改定を踏まえた改定検証調査の方針が決定しました。これは、次期(令和9年度)介護報酬改定に向けた調査となります。6月までに今回の改定が適用され、9月ごろに調査が始まり、2025年3月ごろに調査報告が行われる予定となっています。以下が、令和6年度に行われる調査の4項目です。

1.高齢者施設等と医療機関の実効性のある連携体制
2.福祉用具貸与に係る上限価格のあり方
3.リハビリテーション・個別機能訓練、栄養、口腔の実施および一体的取組
4.地域の実情や事業所規模等を踏まえた効果的かつ効率的なサービス提供の在り方

中でも、3の「リハビリテーション・個別機能訓練、栄養、口腔の実施および一体的な取り組み」は、令和6年度介護報酬改定の重要項目でした。リハビリにおける効果を最大限に高めるためには、栄養状態の改善が重要です。その栄養の獲得には、口腔機能も重要であるという観点から実施されます。また、これに関連する加算の新区分が設けられました。

当然、これらの成果を調査する必要があり、今回の調査でも重要項目の1つとして設けられています。そんな中、分科会当日の委員数名からは、「高齢になれば誤嚥が増えるのは必然であり、口腔からの栄養摂取が困難となるケースが増える」という理由から、「今回の改定に問題あり」と判断することは危険であると述べています。

今後のスケジュールは以下をご参照ください。

▶︎https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38040.html

【R9年度】次期介護報酬改定に向けた調査スタート

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