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基礎医学シリーズ解剖学編―腰方形筋―

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皆さん、こんにちは。火曜日担当の藤本裕汰です。本日もよろしくお願い致します。前回は3週続けて靴について解説しました。本日は基礎医学シリーズ解剖学編の22回で腰方形筋について解説していきます。

解剖学的特徴

腰方形筋は腰背部の筋肉であり、臨床の中でも非常に重要な筋肉になります。腰背部の筋肉としては最長筋・腸肋筋・多裂筋・腰方形筋が存在します。腸肋筋がグローバル筋であり、最長筋・多裂筋・腰方形筋はローカル筋であると報告されています1)。ここでは詳細な解説はしませんが、グローバル筋は大きな動きを制御し、ローカル筋は分節的な安定性に関与し、相互作用により体幹の安定化を図っています。

 

腰方形筋は腰背部筋の中で最も外側にある筋肉であり、外側線維と内側線維に分けられます。起始は腸骨稜・腸腰靭帯・L2-L5で12肋骨に付着します。作用は骨盤挙上・体幹側屈・腰部伸展します。基本的な情報は以下の画像を参考にして下さい。

基礎医学シリーズ解剖学編―腰方形筋―

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