キャリアコンサルタントが徹底サポート

原体験が作った私の夢。それは、EMIASでしか叶えられない。

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株式会社EMIASは2013年2月に創業し、現在12年目を迎え、医療介護・障がい福祉の分野で様々な事業を展開している会社です。リハビリセンターsmile-スミレ-の理学療法士として入職し、現在は法人統括部長を務めている山口さんにEMIASで働くことの魅力についてお話を伺いました。 

インタビュアー
本日はよろしくお願いします。まず、山口さんがEMIASでキャリアを重ねてきた中で、大切にしていることや意識されていることをお聞かせいただけますか?

 

山口さん
そうですね。私が理学療法士を志した理由には、自分の生い立ちが関係しています。実は、両方の祖父が私が生まれた時にはもう亡くなっていて、祖父との思い出がないんです。

 

山口さん
そのことがずっと心に残っていて、どこか寂しさを感じていました。その反面、祖母にはとても可愛がってもらったのですが、この体験が私の根底にあると思っています。

 

山口さん
高齢者と向き合う仕事をする中で、特に男性の健康寿命を延ばしたいという思いが強くありますね。

 

インタビュアー
なるほど。そうした思いが、今の仕事にも大きく影響しているのですね。ご利用者と向き合う中で、特に意識されていることはありますか?

 

山口さん
そうですね、やはり一人ひとりが健康で、豊かな人生を送れるようサポートをしたいと思っています。

 

山口さん
ご利用中の時間だけでなく、ご利用日以外の時間も含めてその人の全ての時間が豊かに過ごせること。それには健康が不可欠です。

 

山口さん
例えば、お孫さんとの思い出を作る時間や、家族との絆を深める時間も、健康がなければ成り立たないですからね。そうしたご利用者の人生まで考える、ということは意識しているポイントです。

 

インタビュアー
確かに、健康は幸せな生活の基盤ですね。その中で、山口さんが特に大切にしている「その人らしさ」とは、具体的にはどのようなものですか?

 

山口さん
その人らしさというのは、単に身体的な健康だけではなく、その人がこれまでどう生きてきたか、どんな背景や価値観を持っているのかを理解することが大切です。

 

山口さん
リハビリでは身体の機能的な部分をしっかり見るのはもちろんですが、その方の人生や家族との関わりなど、全体的な背景を捉えることが本当に重要だと感じています。

 

インタビュアー
素晴らしいですね。スタッフの方々にも、その考え方を共有しているのですか?

 

山口さん
はい。法人統括部長という立場なので、各事業所のスタッフと関わる機会も多い立場ですが、私が常にスタッフに伝えているのは、利用者さんの背景をよく理解することです。

 

山口さん
「この人はリハビリを通じて何を達成したいのか」「その人の裏側にある本当のニーズは何なのか」をしっかり考えるようにと伝えています。

 

山口さん
単に医療やケアの技術を提供するだけでなく、その人の人生をより豊かにするためには何が必要かをスタッフ全員で考えることが大切だと思っています。

 

インタビュアー
なるほど。その姿勢がEMIAS全体にも広がっているのですね。これまでのキャリアの中で、特に印象に残っているエピソードはありますか?

 

山口さん
一つ大きなエピソードがあります。10年ほど前、私がEMIASに入職間もない頃、車椅子レベルのご利用者を担当していたのですが、医師からも歩行は難しいと言われていました。

 

山口さん
通常であれば、車椅子での生活をサポートすることが一般的なアプローチですが、私はどうにか歩けるようにサポートできないかと考えました。

 

山口さん
そのため、義肢装具士さんと協力して特殊な靴を作成し、歩ける方向性に導いていくサポートをしました。結果として、そのご利用者は歩けるようになったんですよね。最終的には車椅子を返却し、現在も元気にスミレに通っていらっしゃいます。

 

インタビュアー
それは素晴らしい成果ですね!通常では諦めがちなところを、踏み込んでサポートする姿勢が印象的です。

 

山口さん
そうですね。通常ならばリスクがあるとして諦めるケースが多いのですが、挑戦を大事にする会社の社風があったこと、周囲の先輩のサポートもあり挑戦することができました。

 

山口さん
ご本人の「歩きたい」という強い意志があったことも大きな要因でしたが、やはり会社の「その人らしさを尊重する」という一貫している方針があったからこそ、挑戦できたと思います。

 

インタビュアー
EMIASの社風や支援のあり方が、そのような成果につながったのですね。最後に、今後のビジョンや目標について教えてください。

 

山口さん
私が目指しているのは、EMIASが内外問わず「応援される組織」になることです。職員一人ひとりがご利用者やその家族、地域の方々から応援されるような存在でありたい。

 

山口さん
そして、それが結果としてEMIAS全体の信頼につながると考えています。

 

山口さん
また、スタッフが称賛される瞬間が一番嬉しいですから、私自身が直接リハビリを担当することは減りましたが、後輩たちが利用者さんから「ありがとう」と言われたり、外部から評価されることが、今の私の最大の喜びです。

 

インタビュアー
ありがとうございます。山口さんの思いや信念が、EMIAS全体に広がっていることがよく分かりました。

今回は、EMIASグループ法人統括部長として活躍している山口さんの日頃考えている「ありたい姿」についてのインタビューをお届けしました。「地域の明日を笑みに変える」をテーマに地域に根付いた活動をしているEMIASグループ。今後もEMIASで活躍するスタッフに聞いてみた「ありたい姿」についての内容を発信していきます。

原体験が作った私の夢。それは、EMIASでしか叶えられない。

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