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デイサービス➡訪問STへ ~言語聴覚士が選ぶおすすめ職場環境~

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私は、デイサービスで介護職→言語聴覚士を取得しリハビリ病院→訪問看護ステーションに転職した3児の母です。デイサービス、リハビリ病院、訪問看護での言語聴覚士の仕事をみてきたので、それぞれの働き方の違いや、向いている人などについて書いていきたいと思います。

デイサービス

デイサービスでは、週に一回言語聴覚士による言語リハビリのクラスがありました。参加している失語症の方同士のあたたかな関わりに感銘を受け、それをコーディネートしたり、下支えする言語聴覚士の仕事に就きたいと感じました。デイサービスに来ていた言語聴覚士は、地域で失語症友の会や就労を目指すグループなども開催しており、まさに地域に根付き、社会参加の支援をしていました。自宅で生活する、言語に障害を抱える方の様々な悩みや葛藤に寄り添いながら、明るい希望を持たせてくれる、そんな役割を担っていました。私は上記のような地域に根付く言語聴覚士に憧れ、資格取得を決意しましたが、地域に根付くには経験と人脈が必要です。私はまず、経験を広く積みたい人におすすめと言われているリハビリテーション病院に就職しました。

リハビリテーション(回復期)病院

リハビリ病院では、毎日朝から夕方まで16~18単位(6人~10人程度)のリハビリをしていました。脳血管障害と廃用症候群の疾患を対象に介入しており、30代~100歳近い方までの患者様に対し、20分~60分のリハビリ介入をしました。様々な患者様に出会い、疾患を目の当たりにし、たくさん勉強させて頂きました。嚥下障害の患者様の中から月に一度対象者を挙げてVE/VF(嚥下内視鏡検査、嚥下造影検査)を実施しており、嚥下評価、訓練に役立てていました。リハビリ病院では上記のように勉強・経験になることが多くありましたが、その分毎日忙しかったという感想です。保育園に迎えに行く頃にはへとへとになっていました。

訪問リハビリ

二回目の産休育休後、転居もあり転職を決めました。この機に地域に飛び込んでみたいけれど、経験が浅くブランクもあるのに一人で訪問して問題なくリハビリ出来るのか?という不安もありました。しかし、「ブランクや実務経験不問」「子育てと両立したい」という方も歓迎という文字を見て、職場見学を決めました。

見学ではSTの訪問に同行させて頂き、お話もたくさん出来たので、働くイメージが湧きました。ブランクがあったり、実務経験が浅くても働いていけるのは研修体制が整っている為ということで、分からないことがあってもサポートしてもらえる安心感があり、応募を決意しました。

無事就職が出来、現在は9-17時の「時短常勤」で勤務しています。フルタイムでは9-18時ですが、同期の方は9-16時の勤務であったり、自分のライフスタイルに合わせて勤務時間を相談することが出来ます。また土日祝休みなので、保育園の行事に参加しやすいです。

月末は書類業務で残業することもあるようですが、日々の残業は現状ほぼありません。STなので課題準備や作成に時間を要すことがありますが、空き時間にまとめて作るようにしています。先輩方が様々な教材を貸して下さったり、教えて下さるので助かっています。

訪問STは、週に1度の介入であることが多いですが、その分1週間何があったかなどの振り返りの話に花が咲きます。特に失語症の方では、入院中と違ってご自宅で生活しているので、入院中よりもリラックスしたり、また身近な話題が増え、話しやすさも違ってくると思います。私は失語症の方といろいろとお話して笑顔がみられる瞬間がとても好きです。

まとめ

言語聴覚士の様々な場での働き方と、たどり着いた訪問言語聴覚士として働くことの良さについて、稚拙ながらお伝えさせて頂きました。ブランクがあっても研修などのサポートや、実際に現場に何度か出ることでだんだん仕事に慣れることが出来ているので、採用して頂いてありがたい限りです。また、就職してから感じたことですが、働いている方々は穏やかな方が多いと思います。

利用者様は「リハビリが必要な人」という前に生活者であるので、まず第一にご利用者様の生活を尊重することが重要です。看護師やリハビリからの「医療・リハビリの一般的に正しい」提案が受け入れられないこともあります。正しい知識は持ちつつ、それを押し付けるのではなく、ご利用者様と信頼関係を築き、その生活や考えに寄り添いながら、最大限の看護やリハビリの効果が発揮出来る人が多く在籍しているのではないかと思います。そのような方々と一緒に働けて、精神衛生的に良好な状態で過ごしています。

Luxem訪問看護リハビリステーションとは?

「認定訪問療法士」が神奈川県で最も多く在籍する訪問看護ステーションです!2022年現在、「神奈川県内の認定訪問療法士の実に5人に1人」がLuxem訪問看護で勤務しております。それだけ訪問に専門特化した事業所ですので、在宅に興味がある方はぜひチェックしてみて下さい。

※HP内には、紹介動画もあります!

▶︎https://recruit.luxem.co.jp/

Luxem訪問看護ステーションでは、

・制度変更や業界の情報にいち早く対応した体制

・入社時に研修を2.3週間行うため、制度の学習や訪問の基本を学べる

・協会等の代議員や理事を務める職員なども在籍

・人員も多く、サービスが厚い

(男性職員が育休をとりやすい。別記事参照:育休が最高にとりやすい職場ー全国平均〇〇倍の育休取得率ー)訪問看護をするなら是非見学だけでもお越しください。

デイサービス➡訪問STへ ~言語聴覚士が選ぶおすすめ職場環境~

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