厚生労働省は9月11日、社会保障審議会医療保険部会(部会長=岩村正彦・東京大学名誉教授)の第215回会合を開きました。OTC類似薬の「一部保険外療養」について、積み残しになっていた3つの論点に事務局案が示されています。長期使用の確認では、50週分の処方実績を一律には求めず、お薬手帳などで足りるという方向が提案されました。
資料の記載はいずれも「~としてはどうか」という提案の形です。ライブ配信で確認した範囲では、3つの論点に明示的な反対は出ていません。岩村部会長は事務局に対し、9月中に取りまとめの案を部会へ示すよう求めました。
リハビリテーションの経過観察中に行う処方を別途の負担の対象とする整理は、この日の資料でも変わっていません。
50週分の処方実績は一律には求めない案
論点の1つ目は、長期使用をどう確認するかです。
中間とりまとめは、別途の負担の対象外となる状態を2つの条件で定義していました。少なくとも半年間その医薬品の使用継続が確認されること。そのうえで年間を通じた長期使用等が医療上必要だと医師が認めていること。後者には「直近の実績を含め少なくとも50週の継続」という数字が添えられています。










