厚生労働省保険局医療課は7日、「令和8年度診療報酬改定関連通知の一部訂正について」とする事務連絡を発出しました。対象は3月5日付の留意事項通知など5本、全17ページ。D218分娩監視装置による諸検査の算定要件からは「胎児仮死」の語が消えました。同系列の一部訂正は4月2日付から数えて6件目。
訂正されたのは3月5日付の留意事項通知、基本診療料の施設基準等通知、特掲診療料の施設基準等通知の3本です。3月27日付の記載要領の一部改正、3月31日付の災害発生時の取扱いも対象でした。
D218の訂正は産科領域の用語の置き換えです。「胎児仮死、潜在胎児仮死及び異常分娩の経過改善の目的」が「胎児機能不全及び分娩が生理的経過を逸脱する場合において、その経過改善の目的」に改まりました。
第10部手術の通則には項目が1つ加わりました。外科医療確保特別加算の留意事項に(4)を設け、「所定点数」に通則の加算点数を含めないと明記しています。
基本診療料の施設基準等通知では、急性期一般入院料2・3を算定する医療機関に調査への参加を求めた規定の引用先が直りました。規定の中身に変更はありません。
強度行動障害入院医療管理加算の施設基準も引用の訂正です。障害者施設等入院基本料を算定する病棟の要件で、児童福祉法の引用が「第6条の2の2第3項」から「第7条第2項」に変わりました。対象施設の記述は「指定発達支援医療機関」に。
届出書添付書類の様式は4件が差し替えられました。機能強化加算、腹腔鏡下骨盤内臓全摘術、調剤基本料、遺伝性乳癌卵巣癌症候群の手術の各様式で、いずれも項目記号や文言の整理です。
記載要領の訂正は歯科の略号一覧で、項番147から149まで。災害発生時の取扱いでは、避難所等での在宅患者訪問薬剤管理指導料の区分名が現行のものに置き換わりました。
疾患別リハビリテーション料をはじめ、リハビリテーション関連の訂正は今回ありません。改定関連通知の一部訂正は4月2日付から7月30日付まで5件が重ねられてきました。今回の表題には「及び官報掲載事項」が付かず、告示の訂正を伴いません。










