
患者アンケートに「当院を友人や同僚に勧めたいですか」という10点満点の設問を見かける機会が、リハビリテーション領域でも増えてきました。背景にあるのが、ビジネス界で広く使われてきた指標、NPS®︎(Net Promoter Score:推奨意向を1問で測る手法)です。本記事では、NPS®︎がリハビリ部門の経営指標として本当に使えるのかを、海外の系統的レビューと現場運用の両面から整理します。後半では、もし導入するなら避けるべき6つの落とし穴と、併用すべき指標のテンプレートをまとめました。

2026年6月施行の診療報酬改定(本体)で、リハ関連の3点が同時に動きました。土曜日・休日のリハ提供強化、ベースアップ評価料の拡張、入院初日〜3日目の早期リハを60点/1単位で評価する一方ベッド上リハには減算──の3点です。「働く側の事情」が改定の中心軸に立ったのは、近年の改定では特に異例な構成。本特集では1974年(昭和49年)のリハ料新設から2026年改定までを、現場の働き方と経営インパクトを軸に7つの転換点でたどります。PT・OTとは異なる時間軸のST史も番外コラムで併走させます。