股関節外旋六筋は、梨状筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋・上双子筋・下双子筋・大腿方形筋の6つの深層筋群を指します。肩関節における腱板(ローテーターカフ)と類似の役割を担い、骨頭の動的安定化と微細な外旋運動に関与する股関節のインナーマッスルです。梨状筋症候群(坐骨神経痛の鑑別)、FAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント)、股関節術後のリハビリで頻繁に対象となります。
ハムストリングスは半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋の3つの筋からなる二関節筋群で、股関節伸展・膝関節屈曲・脛骨回旋という多彩な役割を担います。スポーツ現場では肉離れの好発部位として知られ、保存療法か手術かの判断にも筋・腱付着部の損傷形態評価が直結します。理学療法・作業療法臨床では、坐骨神経痛との鑑別、SLR制限の責任組織判別、変形性股関節症や腰部疾患後の筋出力低下評価で頻繁に対象となります。


