エアコン28度設定で本当に大丈夫?| 熱中症の注意喚起

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総務省消防庁の報告によると、熱中症による全国の死者数が今月22日までの1週間で65人と、2008年の集計開始以来過去最多だったそうだ。厚生労働省は20日に「熱中症予防の普及啓発・注意喚起について」を行い、全国の関係各所に注意喚起を促した。

 

内容に関する詳細に関して、関係各所が発信しているサイトのリンク先を載せておくので是非ご参照いただきたい。

▶︎ 熱中症関連情報[施策紹介、熱中症予防リーフレット、熱中症診療ガイドラインなど]

▶︎ 熱中症予防情報[暑さ指数(WBGT)予報、熱中症環境保健マニュアル、熱中症予防リーフレットなど]

 

熱中症を予防することを目的として提案された暑さ指数(WBGT)という指標があり、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目したものである。人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標ある。

 

環境省は、冷房時の室温28°Cで快適に過ごせる軽装への取組を促すライフスタイル「クールビズ」 を推進しているが、ここでいう室温28度は冷房の設定温度を28度設定にすることではない。冷房の設定温度を28°Cにしても、部屋の間取り等の理由で、室内が必ずしも28°Cになるとは限らないため、室温計を用いて部屋の室温を確認するのがベターだ。

 

湿度に関してもWBGTにも関わってくるので注意が必要だ。以下の表を参考にしていただきたい。

 

 

エアコン28度設定で本当に大丈夫?| 熱中症の注意喚起

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