パテラセッティングの際、膝蓋骨の近位から抵抗をかけるとゴリゴリって音がし痛みが生じる場合があるのですが、何の音でどの部位が痛みを拾っているのでしょうか。
しかし近位内外側からの抵抗だと痛みがなく正中からの抵抗のみ痛みが出現します。これは正中への抵抗だと中間広筋の働きが強くなり膝関節筋を牽引することで膝蓋上脂肪体や大腿骨前脂肪体、膝蓋上包に作用することにより痛みを出現させているのでしょうか。
クリニック3年目の理学療法士です。
近位内外側や正中の意味がちょっと伝わりづらいです。
れき音が出てる場合は、膝蓋大腿関節の問題であることが多いので、グライディングテストをやってみると良いかと思います。
あとは、名前の上がってる組織の機能解剖が曖昧になっているかと思うので、調べ直して整理をしてみてください。
まずは、痛みの出ている箇所を評価してみたら良いかと思います。
説明が不十分で申し訳ありません。
膝蓋骨近位内外側からの抵抗というのは、内側から抵抗をかけてのパテラセッティングだとVMの収縮が優位となり(外側も同様)、真ん中からの抵抗だと中間広筋が優位に収縮しやすくなると書籍に記載されていました。そのため真ん中から抵抗をかけた際の痛みは膝蓋上包の痛みなのではないかと考えたのですがどうでしょうか。
ご指摘あるようでしたらよろしくお願いします。
機能解剖を再度確認してみようとおもいます。
説明ありがとうございます。おそらく、抵抗部位で変化するのは、脛骨の内外旋の影響が強いと思います。中間広筋及び膝関節筋の収縮は膝蓋骨の上方移動を促しますが、膝蓋上包自体が痛みを出しにくい組織だと思います。疼痛部位の高位(膝蓋骨に対する)にも寄りますが、広筋群の収縮が入らない場合に、大腿直筋が優位になります。そのため、膝蓋大腿関節への圧迫ストレスがかかり、疼痛が出現する場合があります。その場合は、前述したグライディングテスト、ホッファテスト等が陽性になります。それ以外には、膝蓋骨上脂肪体や大腿骨前脂肪体の痛みが考えられますが、エコー等で確認しなくては断定できません。
なるほどです。
ご説明ありがとうございました。
臨床で試してみようとおもいます。
ありがとうございました。
整形疾患を的確に答えられませんが、先生の一助になればとても幸いに思います。
パテラセッティングですが、パテラは膝関節の屈伸に大切だとご理解されていると思います。
対象の方は、変形性膝関節症とのことだと思います。つまり、膝関節は内反をして、パテラも外側方向へと偏位されるかと思われます。
下肢のアライメント異常や外側広筋、腸脛靭帯、外側膝蓋支帯の過緊張や固さも影響しているのかなとおもいます。
確信のない回答で申し訳ありません。
収縮できない理由の一つとして、アライメントの異常も評価する必要があるということですね!
すいませんありがとうございます!
アライメント、筋収縮と多角的に評価していきたいとおもいます!