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療法士が歯科医院で働く?!〜リハビリ専門職 × 歯科の可能性〜

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この講座は、顎関節×理学療法士の第一人者である古泉 貴章(Takaaki Koizumi)先生による、顎関節の専門知識と技術を習得できるものです。

古泉先生は整形外科で15年勤務されていた傍ら、10年以上複数の歯科医院でも非常勤でご勤務されている日本では珍しい理学療法士の先生です。

現在も歯科医院で勤務する傍ら、2024年より東京で顎関節ケアラボという自費リハビリサービスを提供しています。

 

元々、療法士、または医師を含めた「医科」でも顎関節は本来評価・治療するべき関節の1つです。

しかし日本では顎関節を代表する顎関節症が歯科に分類されているため、医科の私達は教育されないお国柄があります。

では…
海外では療法士が養成校から関節の1つとして教育されているとしたらどうでしょうか?

日本の顎関節症ガイドラインの3大治療の1つに理学療法が推奨されているとしたらどうでしょうか?

頭痛、頸部痛、上肢の痺れ、肩甲帯機能に顎関節が運動学的関与しているとしたらどうでしょうか?

 

これは全て論文ベースでも発表されている事実になります。

私たち療法士は教育上、頸部~足部を「全身」として概念的に捉えるようになってしまいました。

 

例えば信号機の「青信号」、あれ確実に色は「緑」ですよね?

しかし私たちは幼少期から青信号と教えられ、今では何の違和感もない方が多いと思います。

 

私たちが捉えている「全身」も同じ、私は養成講座で伝えています。

私たち療法士が見ている「人の身体と機能」は、多少国の差はありますが基本は同じです。

 

海外の療法士が教育・評価されていて、日本の療法士が知らない・・・

同じ人の身体を診るものとして、違和感を覚えた記憶が今でも残っています。

 

その豊富な経験に基づき、運動学・解剖学の基礎から評価方法、治療法、そして臨床応用まで多岐にわたる情報をお伝えします。

今回は、「顎関節リハビリセラピスト養成講座」について、皆様に少しでも知っていただける機会となれば幸いです。

養成講座のシステムとは?

本養成講座は3部構成となっており、初級、中級、上級とステップアップしながら学んでいただけます。

初級:オンライン座学セミナー

まず、初級はオンラインでの座学セミナーです。これまで述べ455名の方にご受講いただいており、オンラインのメリットを活かし、北海道から沖縄まで全国各地からご参加いただいております。

初級講座は、2時間を計3日、合計6時間のセミナーです。セミナーは録画し、復習用として配信しておりますので、2日目、3日目の受講前に再度復習することで、より理解を深められるシステムです。集中しやすい時間設定と、皆様の学習環境を整えることに配慮しています。

中級:実践的な実技演習

中級は、1日を通してみっちりと実技を行う時間となります。初級で学んだ知識を、実際に身体で覚えるための時間です。

まず、解剖学の復習から始まり、顔の骨や筋肉の位置、ランドマーク(目印)を確認する時間からスタートします。普段、顔に触れる機会は少ないかもしれませんが、顎関節に関わる骨や筋肉を正確に触れるよう、しっかりと時間を取って実技演習を行います。

その後、顎関節に関する評価の実技演習に移ります。皆様は、顎関節にもROM(関節可動域)評価があることをご存知でしたか?実は評価学の教科書にもきちんと記載されています。口を開ける「開口動作」について、その量や質の評価方法を学んでいただきます。それ以外にも、臨床に役立つ応用的な評価方法や、全身との関連性に関する話も盛りだくさんの1日となるでしょう。

上級:治療の実践と評価の重要性

上級の主な内容は治療編となります。しかし、古泉先生は常日頃から「顎関節における対応で一番重要なことは評価」と仰っています。そのため、古泉先生は評価を学ぶ時間となる中級に特に重きを置いているようです。

次回は、古泉先生ご本人に、「顎関節リハビリセラピスト養成講座」への思いや、理学療法士から見た顎関節・顎関節症についてお話いただきます。どうぞお楽しみに!

顎関節リハビリセラピスト養成講座は、初級の優先登録を受付中!

▶︎ https://forms.gle/zVUZ8QKfBXE8XRD27

次期顎関節リハビリセラピスト養成講座初級開催時に、優先的にご案内いたしますので、ぜひご活用ください。優先登録をされていないと次回申込受付時のアナウンスがお手元に届きませんので、少しでもご興味ある方はまずはご登録を!

顎関節リハビリセラピスト養成講座専用HPはこちら https://www.tmj-reha.com/

療法士が歯科医院で働く?!〜リハビリ専門職 × 歯科の可能性〜

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