先日国家試験が終わって、今年理学療法士になります。
恥ずかしながら、学校の成績は良くなく、学年でいつも最下位争いをしていました。
ただ、実習で知識不足は患者さんの迷惑をかけてしまうということを実感し、
国家試験勉強は頑張り、自己採点は合格ラインを危なくなく超えることができました。
これから社会人になったら、できる限り、患者さんの立場に立って
理学療法士として貢献したいと思っています。
そこで先輩療法士の皆さんに、1年目の時に注意していたこと、失敗してしまったことなど
「あの時こうしてればよかったなー」といったアドバイスをいただきたいです。
ざっくりとした質問となってしまい申し訳ございませんが、よろしくお願いします。
加藤さん、はじめまして。
Oriental Physio Academy代表の波田野と申します。
学生時代の成績はそれほど関係ありません。
プロの世界では学生の優等生と劣等生の違いなどほとんどありません。
大事なのは日々の臨床でどれだけ疑問を持って、どれだけ解決のために努力できるかです。
わかりやすい例で言うならプロ野球の世界でもドラフト1位の選手が必ずしも活躍するわけではありませんよね?
ドラフト下位指名の選手がいつの間にか球界を代表する選手になっていたなんて珍しい話ではありません。
私も学生時代は試験は追試ばかり、国家試験の模試でも特別良い結果というわけではなかったです。
だけど、今では有名セラピストでも治せない患者を治せるようになり、全国でセミナーオファーが殺到し、DVD発売、主要民法のテレビ番組で特集を組まれたりしています。
とにかく日々の臨床での課題をコツコツとです。
加藤くん‼︎
はじめまして、リハ助マンだ‼︎
何を心配している。
私も就職する時は不安だらけだった。
就職当時、自信に満ち溢れているセラピストなんて誰一人としているわけがない。
加藤くんの不安はこの夏に払拭されているはずだ。
同級生の勉強できた新米セラピストも失敗、挫折を繰り返していることを目の当たりにすると、いくら勉強できても結果を出さないと意味がないことが分かると思う。
私が新人時代に後悔したことは、勉強しなかったこと。
学校の勉強じゃない。臨床に役立つ勉強だ。
もっと早く火がつけば良かったと、今も後悔している。
理学療法士として働くようになったら、加藤くんも私のライバルだ‼︎
共に成長していこうじゃないか。