【終了しました】セルフで体感する、姿勢を意識した嚥下のポジショニング ~評価と介入のポイントと実践~ 講師:内田 学先生
誤嚥性肺炎のリスクが高い人達のために私達がもっとできることは何でしょうか?誤嚥性肺炎の論文、執筆、講演を多数されている内田学先生から、正しい知識を学び、実践に活かしてください
開催情報
- 主催
- 一般社団法人セラピストフォーライフ(主催者の詳細情報を見る)
- 日時
- 2023年10月14日
10/14(土)9時~12時(受付8:30)
14:00~17:00(受付13:30~)
- 定員
- 100人
- 受講料
- 5000円/1人
メルマガ会員:5,000円 再受講:2,500円
※メルマガはHPから登録して頂けます
- 会場
自宅でのWEBライブ受講
- 住所
- 自宅でのWEBライブ受講
申込方法
申し込みは以下のURLより行って頂けます
https://therafor.com/seminar/216/
ホームページ
こんなことを教えます
【嚥下障害に対して、私達ができることはたくさんある!】
嚥下障害にどう向き合えば良いのか悩んだり、またはできることが少ないように感じておられないでしょうか?
ご存知の通り、食事を摂る際には適切な姿勢保持が重要であり、誤嚥を引き起こす重要な因子となっています。
疾患により様々な特異性が身体症状として出現しますが、いずれも姿勢に影響を与える場合がほとんどです。
リハビリテーションでは、適切な座位姿勢を保持させるために、さまざまな運動療法がおこなわれています。
・重力環境下において適切な咽頭・喉頭の位置を調整する(運動機能への介入)
・効果的に嚥下機能が発揮されるように外発的なサポートを行う(ポジショニング・シーティングなど)
このセミナーでは上記のような、適切な食事摂取場面を形成させるために必要な、ポジショニングの概念とその方法論について、具体例を提示しながら、分かりやすく解説していきます。
皆様が今回のセミナーを通して、自分にもできることはたくさんあるんだ、明日からやってみようと思っていただければ大変嬉しいです。
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◇講義内容予定
1.姿勢と嚥下機能
・姿勢と脊柱機能?
・上肢の運動に関わる全身機能?
・ 誤嚥性肺炎患者の生存曲線
・ 正常な嚥下
・ 嚥下のステージ
・ 摂食・嚥下運動
・ 喉頭拳上と喉頭蓋閉鎖のメカニズム
・ 頬筋メカニズム
・ 嚥下に関与する筋活動
・ 健常者の正常な嚥下パターン
・ 舌の運動
・ 水と固形食物での嚥下の相違
・ 頚部・体幹・下肢の姿勢設定における嚥下機能の変化
・ 発達と舌運動
2.異常姿勢と嚥下障害
・姿勢保持筋と重心の関係、 抗重力筋活動
・嚥下障害の形成
・年齢に伴う下肢筋力および体幹筋力の経時的変化
・喉頭拳上と喉頭蓋閉鎖のメカニズム
・第3頸椎前縁上端を0,第5頸椎前縁下端を-1とした場合の相対位置
・喉頭安静時位置と喉頭挙上
・咽頭腔面積と嚥下機能
・嚥下反射の加齢変化
・姿勢異常の成り立ちと,嚥下障害との関連性
・顎関節の運動と姿勢の影響
・姿勢と顎関節の位置について
3.異常姿勢を形成するメカニズム
・症例: 姿勢の問題(頸部の過剰な前屈)
・頚部の異常姿勢(嚥下筋に加わるメカニカルストレス)
・頚部に異常を来す姿勢異常
・姿勢の変化に対する嚥下筋の変化
・立ち直り反応の有無と舌骨上筋の活動時間
・立ち直り反応の有無と嚥下クリアランス
4.ポジショニングとシーティング
・シーティングとポジショニングの違い
・シーティングによる圧の大きさ
5.ポジショニングの概念
・脳卒中患者に対する摂食・嚥下介入
・接触面積と圧分散の関係
・ポジショニングのポイント
6.ポジショニングの実践例
・事例1、2、3
・嚥下が困難になる要因
・ポジショニングの実際
・ポジショニングと姿勢の相違
・上肢の運動性を阻害する不良姿勢
・超音波エコーを用いた大殿筋の筋厚
・身体各部の重量と姿勢の影響
・摂食・嚥下の問題点
・高齢者と健常者を4条件下で比較
・下肢の屈曲拘縮?が強く浮いてしまう例
・座位の位置が良くない例と改善例
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◇アンケート
OT12年目(生活期)-オススメ度10点:臨床での経験からなんとなくで行っていたポジショニングが、今回画像や動画、絵、数値で分かりやすく示されていたので「だからだったのか!」と気づきがたくさんありました。
OT12年目(回復期)-オススメ度9点:ポジショニングによって嚥下・上肢操作、本人の意思決定がこれほどまでに変化することが本講義で知ることができました。
ST1年目(回復期以外)-オススメ度10点:STとしての視点しか持てておらず、姿勢のことは教科書的なことしか学べていませんでした。初めて姿勢がどれだけ大事か理由をしっかりと知ることができた。
当日の流れ
講師:内田学先生
(東京医療学院大学保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻准教授)
【略歴】
平成 8年 大分リハビリテーション専門学校卒業
平成 8年 医療法人愛心会大隅鹿屋病院
平成18年 国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻運動動作学領域博士前期課程修了
平成21年 国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻運動動作学領域博士後期課程修了
平成19年 健康科学大学健康科学部理学療法学科講師
平成24年 東京医療学院大学保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻准教授
【資格】
専門理学療法士(内部障害理学療法2019S-04-000118)
3学会合同呼吸療法認定士(102210)
呼吸ケア指導士(214022)
【著書】
1.姿勢から介入する摂食嚥下 パーキンソン病患者に対するトータルアプローチ(内田学編集,メジカルビュー社,2020)
2.姿勢を意識した神経疾患患者の食べられるポジショニング(内田学編集,メジカルビュー社,2019)
3.姿勢から介入する摂食嚥下 脳卒中患者のリハビリテーション(内田学編集,メジカルビュー社,2017)
4.理学療法実践レクチャー 栄養・嚥下理学療法(吉田 剛監修, 山田 実編集,医歯薬出版,2018)
5.脳卒中理学療法の理論と技術(原 寛美 編集, 吉尾 雅春 編集,メジカルビュー社,2019)
【社会活動】
日本理学療法士学会編集委員会査読委員(現在に至る)
日本栄養・嚥下理学療法研究会理事(現在に至る)
日本理学療法士学会栄養・嚥下理学療法部門運営幹事(2020年まで)
東京都理学療法士協会多摩市支部支部長(現在に至る)
総合理学療法研究会理事(現在に至る)
日本理学療法士協会拡大検証システム検討委員会(2019年まで)
日本理学療法士協会検証資料小委員会(2019年まで)
日本理学療法士協会社会局調査部(2017年まで)
日本理学療法士協会社会局業務推進部(2017年まで)
日本理学療法士協会社会局介護保険部副部長(2015年まで)
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こんな方を対象としてます
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士 など
受講料について
メルマガ会員:5,000円 再受講:2,500円
※メルマガはHPから登録して頂けます
受講する際は以下をお読み下さい
(持ち物と服装について)
WEB環境
筆記用具
申込方法
申し込みは以下のURLより行って頂けます
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