【脳科学】なぜヒトは不安によって眠れなくなるのか?

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リハビリテーション室で、患者:「夜あまり眠れていません」PT:「環境も違いますから緊張しているんですかねー」などという会話をよく耳にする。

ではなぜ入院し普段と環境が変わると眠れなくなるのだろうか。

 

今回、筑波大学国際総合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)の櫻井武副機構長/教授と金沢大学医学類の小谷将太(学部学生)らの研究グループが、恐怖や不安に関与する脳の領域である分界条床核に存在するGABA作動性ニューロンが覚醒に関与していることを明らかにしたと発表した。

 

分界条床核に局在するGABA作動性ニューロンに着目し、マウスを用いてそれが覚醒を制御する上での役割を解析。特定の神経細胞を操作することによってその機能を知る光遺伝学という手法を用いて、GABA作動性ニューロンを特異的に興奮させた。

その結果、ノンレム睡眠をしていたマウスが直ちに覚醒することが判明。また、同じニューロンを持続的に興奮させたところ、覚醒時間が延長され、ノンレム睡眠・レム睡眠両方が減少。

詳細を読む(引用元):医療NEWS

 

現在、不眠に対して様々な研究がされており、今回の研究もその一端を担う結果である。

不眠症の根底には不安、緊張、恐怖などといった精神状態が存在しており、それに対する医薬品の開発や研究も進んでいる。

 

では、理学療法士には何ができるだろうか。

 

病院などでは、控えている手術や今後の生活に不安を抱えている患者、痛みに対して恐怖を感じている患者、慣れない環境で緊張している患者など、基本リラックスしている患者はいない。

 

我々理学療法士は機能改善だけでなく、患者の心の根底にある不安や緊張を少しでもほぐせるよう努力しなければならない。

 

普段行なっているリハビリテーションにおいて基本的なことだが、患者の訴えをしっかり聞いて、必要な情報を伝えてあげるということの必要性を改めて感じる。

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