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体だけではない「オーラルフレイル」の危険性

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昨今、身体的なフレイル(虚弱、脆弱)の認知度は、向上してきている印象だ。では、口の中の衰え「オーラルフレイル」は、ご存じだろうか。 

 

口の中(オーラル)の機能が低下することで体の衰え(フレイル)につながっていく「オーラルフレイル」。滑舌が悪くなる、食べこぼしや飲み物でむせるといった口回りのトラブルは、高齢者の体が弱っていく最も早いサインだ。 

詳細を読む(引用元):NIKKEI STYLE  

 

では、オーラルフレイルを判断する基準はどのようなものか。 

東京都健康長寿医療センターの平野浩彦・歯科口腔外科部長の話によると 

・硬いものが食べにくい 

・口角にご飯粒が良く付く 

・よく食べこぼしがある 

・飲み物でむせる 

・口が渇く 

・口臭が強くなった 

・滑舌が悪くなった 

などがオーラルフレイルの兆しだとしている。 

その他にも「EAT-10」というスクリーニングツールも開発されている。 http://www.maff.go.jp/j/shokusan/seizo/kaigo/pdf/eat-10.pdf 

 

また、特に注意が必要なのが独居の高齢者である。家族とともに食事をすれば、会話をしながら様々な料理を食べるだろう。しかし、1人で食事をすると自分の好きなものだけになってしまい、口腔機能を低下させるような軟らかい食事や栄養バランスの偏りにつながる。さらに、会話が無い事で唾液の分泌量が低下し、誤嚥を起こす危険性がある。 

 

口腔機能の低下から食事の摂取量が減少することで、体力や身体機能が低下し、身体的なフレイルに繋がってしまう事は容易に想像できる。 

今後、様々な「フレイル」に目を向け、総合的なフォローを行っていく事が必要だ。

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