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帝王切開の割合を理学療法士の介入によって下げる【Karen Litos PT, DPT, WCS】

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―先生がwomen’s health and pelvic health physical therapyの分野に進もうと思ったきっかけはなんですか?

 

カレン先生 17年間臨床に携わっているのですが、元々は神経系の理学療法を専門としており、その後疼痛の専門クリニックに移動しました。ただ、それに飽きてしまったんです。笑

 

ある日、妊娠中のクライアントが来た時、どうやってアプローチしたらいいのかわからないことに気がつきました。それがきっかけで、今回皆さんが受けたようなコースをすべて受講しました。私の最初の師匠は、レベッカ先生という産科理学療法の書籍を書いた人で、以前WCPT女性部門のトップをやられていた先生です。

 

それから、妊娠中の骨盤痛、産後尿失禁の治療を専門とするクリニックを作りました。私が住んでいる地域では、私以外の専門クリニックはありません。私のところでは、女性を専門としているのですが、男性も同様に治療できる人が必要だと思っています。

 

―ご自身でクリニックを経営されている上で、まずは存在を知ってもらうことが必要だと思うのですが、どのようなことを行なっているのですか?

 

カレン先生 実は私にとって理学療法士はセカンドキャリアなのです。以前は、ジャーナリズムを専攻していましたので、記事を書く仕事をしていました。その経験を生かして、医師や看護師に取材をする一方で、徐々に認知され、クライアントを送ってくれるようになりました。

 

研究をして、その実績をもって医師に「理学療法の効果はこんなにもあるんだ」ということを伝えています。そのほか、送ってもらったクライアントには、医師のところに行く際、「こんにも理学療法で良くなった」と伝えてもらうようにもしました。笑

 

医師にとっても、紹介した先で結果が出たということは、クライアントからも感謝されますし、みんながハッピーになりますよね。

 

―日本ではまだまだ医師の理解を得られていない分野ではあるのですが、米国ではいかがでしょうか?

 

カレン先生 米国でもあまり変わらないと思いますよ。私たちのことを知らない医師も多くいます。理学療法の中の、女性部門の産科領域となるとさらに小さなセクションですからね。ただ、徐々に広がりを見せていることは確かだと思います。

 

米国では、帝王切開の割合を下げることを目標にされていて、理学療法士の介入によってその割合を下げることは可能です。初産の難産率を、理学療法士の介入によって下げることができる、というエビデンスも確立されています。さらに、帝王切開の割合を下げないと、保険が下りないという状況になっているので、産科医は私たちを求めてくれるようになって来ました。

 

―先生の今後の展望を教えてください。

 

カレン先生 実はもう一軒、自費診療のクリニックをはじめました。そこでは、自分の時間を作り、新しい産科領域の運動プログラムを作りたいと思っています。そして、ここから自分の地域の病院で、陣痛が始まった時から、理学療法士を派遣する活動をして行きたいと思っています。

 

とても頑張ってはいますが、いろいろな駆け引き等が難しく、時間はまだかかるとは思いますが、頑張っています。とにかく今は、いろいろな人にあって、それを伝えることを続けていきたいと思っています。

 

 Karen Litos PT, DPT, WCS Profile

Karen Litos, PT, DPT, WCS is an APTA board-certified Women’s Clinical  Specialist (WCS) and a recipient of the Certificate of Achievement in  Pregnancy and Postpartum (CAPP-OB). She specializes in the evaluation and  treatment of pregnant and postpartum women including high-risk and  special population pregnancies, and in treatment of female pelvic health  issues for women of all ages.

 
Karen is a passionate advocate for women through her involvement as a  national speaker and has served in various capacities on behalf of the APTA  Section on Womens Health. She is an alumnus of The University of  Michigan-Flint (MPT) and The College of St. Scholastica (tDPT). She  practices in East Lansing, Michigan and is adjunct faculty at The University  of Michigan-Flint.

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