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のろーよ!デンドー車いす

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今月21日、経済産業省は、電動車いすの普及と利用促進、安全性の周知などを目的とした「のろーよ! デンドー車いす」プロジェクトの発表会を開催した。

▶︎ https://www.dendo.go.jp/

 

「高齢者が日常的に利用することが自然である」との認識が低く、社会における理解の増進や受容性の向上のために、アンバサダーとしてタレントの出川哲朗氏を迎え、推進普及活動を行なうプロジェクトだ。

 

今年9月に全国の65歳以上の男女450名とその子世代(40~50代)150名の計600名を対象に行なった「高齢者の移動に関する意識調査」によると以下のことが分かっている。

 

・外出が減少したと回答した高齢者が67.3%に及ぶ一方、80%以上が「一人で自由にお出かけを楽しみたい」と回答。自由な外出に対するニーズは高い状況。

・コミュニティへ参加する人の割合及びコミュニティ参加に伴う活動時間(外出して自宅に戻るまでの時間)は「電動車いす利用者」が「非利用者」を上回っており、電動車いす利用者は、コニュミティ参加への積極的な姿勢が伺える。

・「電動車いす利用者」は“電動車いすは便利”というイメージを持つ割合が高く、「非利用者」は“筋力が低下しそう”というイメージを持つ割合が高い。

 

「きっと元気だから出かけるんじゃなくて、出かけるから元気でいられるんだ」というコピーは、リハビリテーションの考え方そのものだとも言えるのではないだろうか。

 

現在、横浜市・調布市・つくば市・京丹後市・静岡市の全5都市において、電動車いすの導入実証を順次スタートし、一部の地域では「電動さんぽマップ」を作成し、より地域に根差した電動車いすの普及を目指す。

 

のろーよ!デンドー車いす

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