病院での経験を活かし、事業拡大するEMIASでチャンスを掴んだ
記者:それでは一人目のご紹介をお願いします。
山口:全員が頑張ってくれていますが、特にこの3年で急成長を遂げた二人を紹介します。まずはAさんです。Aさんはもともと7年間整形外科を中心とした病院で勤務をしいました。
新たな挑戦をしたい、責任者やリーダーを経験してみたいと思っていたそうですが、病院では先輩PTが多くなかなかチャンスに巡り合わず、当社に転職してくれました。
記者:管理職を目指していたのですね。
山口:はい。入職時から店舗の管理者を目指し、様々な部署をローテーションし当社の取り組みを学んでもらうための研修を行いました。その上で、彼のやる気が社内でも認められ半年後からひとつの店舗の管理者に抜擢されました。
当初は、外部の方とのやりとりや介護保険制度を理解することに苦しんでいました。また、病院とは異なり、民間企業ですので、営業をしてご利用者を増やさなくてはいけませんし、利益を出すことも求められます。
営業から利益を上げるまでのプロセスを理解し、獲得することに時間を要しました。先輩管理者や私がフォローしながら3年が経ち、現在では営業に関して独り立ち、事業所の評判も上がってきています。利益を出しながら、順調に事業所の運営をすることができるようになりました。
記者:理学療法士は営業や数字に関しては無知ですので、管理者を目指すのは難しいのでは?
山口:当社には先輩管理者や民間企業出身の財務責任者もおりますので、1つ1つ学んで実践していくことができます。私も最初はゼロからスタートしたので安心してもらって良いです。
新卒からでも地域専門職として成長できる
記者:ではもう一方のご紹介をお願い致します。
山口:スミレに新卒で入職してくれたBさんについてです。今ではご利用者から人気がありますが、入職の動機は「病院以外の選択肢が良かったのでなんとなく」というもので正直不安を感じていました。
地域リハではご利用者やケアマネジャーの方々とのコミュニケーションが重要になってきます。また、実際に生活を把握しリハビリテーションを展開することが大切ですので、身体機能や生活が変化した際にすぐに現状を確認する行動力が大事になってきます。
しかし、当初はコミュニケーションがうまく取れずケアマネとの連絡が足りないこともあったり、「家に合わせたリハビリが行えていない」とご指摘をいただいたこともありました。
記者:どのようにBさんをフォローしたのでしょうか?
山口:初歩的なことですが、新人教育の一環として電話応対や名刺交換の方法などができるよう、ロールプレイングを実施し社会人スキルの磨き上げからスタートしました。
また当社では、名刺に顔写真を載せるようにしており、コミュニケーションが苦手でも、顔と名前を覚えてもらえるような工夫をしています。他には、新人に2、3年目の先輩がメンターとして就き、ご利用者の評価・治療や多職種との連携方法などを指導してもらえる環境を作っています。
記者:Bさんは今どのように仕事しているのか
山口:現在は、ケアマネジャーともこまめに連絡を取っている姿をみますし、「よく連絡をしてくれる」「在宅生活を良く見てくれている」とお褒めの言葉をいただけるようになりました。
また、ご利用者がご自宅で転倒したと話を聞きつけた際には「家屋調査に行かせてください」と自分から言っていってくるようになりました。
地域で働くリハ専門職は在宅生活を確認し、プログラムに反映させていかなければなりませんし、状況の変化にすぐさま対応しなくてはいけませんが、Bさんは3年かけて地域専門職としての姿勢を体得してくれたと思っています。
記者:訓練室で完結しない、地域リハを展開できる理学療法士に育ったのですね。
山口:治療ベッドや訓練室での半径5mの狭い範囲ではなく、その方の生活圏まで幅を広げた半径5kmでのリハを展開できるスタッフになったかと思います。
地域専門職としてスキルアップできる環境
記者:では最後に株式会社EMIASが求める人材をお教えください。
山口:当社は仕事を通して成長できる社風を目指しています。プライベートも仕事を充実したい方にはぴったりの職場だと思います。現在、事業拡大に向けて一緒に地域リハを盛り上げてくれる仲間を募集しています。新卒・既卒問いませんので、ご応募お待ちしております。
今回のインタビューは以上になります。
既卒でも新卒でも、それぞれのステージからさらなる成長を臨める株式会社EMIAS。興味を持たれた方はぜひEMIASグループやリハビリセンタースミレのHPをご覧になられてみてください。
<エミアスグループ オフィシャルサイト>
<リハビリセンタースミレ オフィシャルサイト>