回復期リハ病棟において届出の少ない心大血管リハ料ではあるが、心リハによるADL改善効果が大きいことがわかっている。この分野の推進する方策を検討してはどうかー。
8日に開催されました診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」にて検討された。
▶︎https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000803075.pdf
前回診療報酬改定を議論する中で、「入棟時の患者状態を操作し(低く評価する)、ADL改善度合いを大きく見せているのではないか」という疑念が生じました。それ以外の理由では、以下のようにADL改善効果の現れやすい整形外科疾患が増加している要因も指摘されています。
2021年7月8日入院医療等の調査・評価分科会
一方で、回復期リハ病棟の取得には「疾患別リハ料(心大血管、脳血管疾患、運動器、呼吸器ー)」においてどれかを届ければいいとされています。その中で、「心リハによるADL改善効果」が大きい心大血管リハ料の届出が圧倒的に少ない点を指摘し、推進する方策を提案しました。
2021年7月8日入院医療等の調査・評価分科会
心リハによりFIMが改善するとの研究結果。
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