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変形性膝関節症患者がパーソナルトレーニングジムに通う理由 ージムの役割と価値ー

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1変形性膝関節症のお客様とジムの役割

概要:変形性膝関節症のお客様が羽村市のパーソナルトレーニングジムに訪れる動機について深く掘り下げています。様々な年齢層や地域からのお客様が、他の医療施設で解消できなかった問題をジムで克服しようと試みる独特の状況を詳細に説明します。

 

弊ジムは以前は、一般的なパーソナルトレーニングジムとして事業を展開しておりました。その頃、一度、全てのお客様に対して、なぜ当ジムに通っていただいているのか、その動機や目的について尋ねるアンケート調査を実施しました。

 

その結果、全体の約80%のお客様が「痛みを何とかしたい」と答えました。さらに、その中でも70%近くが「膝の痛み」を抱えているという回答でした。理学療法士としてのニーズを見落としていたと同時に、新たな可能性を示唆していました。

 

これらの情報を基に、お客様のニーズにより深く、より具体的に応えるメソッドを構築し、膝痛専門のパーソナルトレーニングジムを開設しました。羽村市へのアクセスは新宿から約1時間。東京都西多摩地区にあります。お客様の多くは、羽村市以外に在住しています。また最近では関東地方だけでなく東北、近畿からの遠方からも来店されます。それでは、膝が痛いお客様がなぜわざわざ遠方から弊ジムを訪れるのでしょうか。まずはお客様のデータを見てみましょう。

~データと問診から紐解く~

SOUND BODYにくるお客様の特徴

年齢:50ー60代が80%以上

性別:女性が約90%

疾患:変形性膝関節症

商圏:1東京23区外30.9  2東京23区19.1% 3神奈川20.6% 4埼玉22.1% 5羽村市4.4%6千葉2.9%

 

お客様の年齢は、50代から60代が大半を占めており、その中でも80%以上が女性です。地域的な分布を見ると、大部分が東京都心部でその他、神奈川、埼玉などから来ています。ではなぜわざわざ遠方より来店されるのか。それは、お客様が今まで通われていた、病院や整骨院、整体院では得られないサービスや結果を求めているからだと感じます。

 

多くは、一般的な整形外科や整骨院、整体などの治療法で十分な効果を得られなかったと感じ、改善を求めて私たちのジムへと足を運んでいます。お客様が最もよく挙げる理由としては、「リハビリテーションの時間が短すぎる」「リハビリテーションが中断される」「リハビリテーションではなく電気治療のみが行われる」といった不満点です。これらによりお客様は、様々な治療を選択し、結果が出なかったために私たちのジムを選択して遠方だけど通う決断をされます。それではお客様は何を感じて私たちのジムに通っているのか。それを分析します。

2膝が痛いお客様は何を求めているのか。お客様目線で考える

一般的なリハビリテーションプログラムでは、時間的、施設的な制約から、クライアントが本来望む動作を十分に行う機会が提供できていないと感じています。治療後の動作確認では、例えば歩行、階段昇降、正座、しゃがみ込み等の動作を確認しますが、それらは通常、2-3回の試行で痛みが出ないかを判断する程度に留まっています。

 

しかし、このアプローチには問題があります。実際のところ、痛みは反復動作を行った2-3回以降に出現することが多いのです。つまり、反復動作を続けるほど、痛みが発生する確率は増えるのです。そして残念ながら、多くは、痛みが出ない動作に限定してリハビリテーションを行うように勧めている印象です。

 

しかし私たちのジムでは、そこに留まることなく、クライアントのニーズに徹底的に応えるアプローチをとっています。クライアントが自分の日常生活で必要とする、あるいは望む動作を実現できるよう、その動作を反復しても痛くならない方法を見つけることに専念しています。

 

例えば階段昇降が怖いというお客様の対して、階段昇降の練習はもちろんのこと、ランジやジャンプ、不整地トレーニングなど様々な角度からアプローチします。それは階段昇降が本当のゴールでないと知っているからです。本当のゴールとは、例えば登山だったりします。登山に行くためには電車に乗る。そこには階段があります。階段の練習を2-3度したところで、登山はできません。その先のゴールをしっかりと聞き出しアプローチすると、階段昇降が目的で、その先の登山がゴールとなります。

 

これらのアプローチは私たちお客様が自分自身の生活を充実させ、生活の質を向上させることを最優先に考えたものです。そして、それがクライアントが病院や整骨院ではなく、私たちのパーソナルトレーニングジムを選ぶ理由だと感じます。

 

このように、私たちのジムは、痛みと向き合いながらも、クライアントが望む動作を繰り返し行うことで、自己管理能力を高め、生活の質を向上させることを目指しています。これが私たちの独自のアプローチであり、私たちの信念です。それこそが、多くの変形性膝関節症患者が私たちのジムを選び、長時間かつ長距離を移動してでも来店する理由です。

3自主練習の重要性と役割:自主練習が膝の痛みを解消する

自主練習が自身のリハビリテーションに参加し、セラピスト任せにしないことが、痛みの管理にどのように貢献するかを解説します。自主練習によってリハビリの時間が大幅に増え、その結果としてお客様の治療結果が大幅に向上します。これにより、お客様は自分自身で痛みを管理し、再発を防ぐことができます。

 

リハビリテーションは重要なプロセスではありますが、その実施時間は通常週に一度、一回あたり約20分~40分と制限されています。それに対して、自主練習は自分の時間を自由に活用できるため、リハビリの時間を大幅に増やすことができます。たとえば、お客様が毎日40分の練習を行うことによって、月間のリハビリ時間は実質7.5倍になります。

 

この増加した練習時間は、対面のリハビリテーションの効果を大幅に向上させるだけでなく、お客様自身が自分の体を管理し、治すスキルを磨く絶好の機会となります。これは、お客様が自分の膝の治療を主導し、痛みの再発を防ぐ能力を身につけることにつながると私は考えています。

 

さらに、自主練習は、お客様が自身の身体と向き合い、どの運動が有効で、どの運動が難しいかを理解することができます。リハビリテーションでは自主練でできなかったことや、痛みが出てしまったことに対するフィードバックから始まり、次の課題を一緒に探ることから始めます。だからこそ一つ一つの課題を解決し、ステップアップすることができ目標を達成できるのだと思います。

 

痛みが治っているのか、いないのか分からずにずっと病院に通い続けているようでは本当のリハビリテーションとは言えません。したがって、私は自主練習をリハビリテーションの一部と見なすだけでなく、それ自体が一種の治療法であると考えています。自分自身で問題を把握し、自分自身で解決策を見つけ、自分自身でそれを実践する力は、お客様が自分の膝を治すことを可能にします。そして最終的には、これが痛みの再発を予防する最も効果的な手段となるのです。

4まとめ

総じて、私たちの目指すところは、お客様一人ひとりが自分の身体を理解し、自分自身の問題を把握し、解決策を見つけて実行できるようサポートすることです。これにより、お客様は自分自身で膝を治し、痛みの再発を防ぐことが可能になります。そしてこれが私たちのジムを選んでくださる方々が、どんな距離でも時間をかけて私たちのもとに足を運んでくださる理由であり、それが私たちが提供するサービスの真の価値だと確信しています。私たちの目標は、顧客の皆さんが自分自身の生活をより充実させ、生活の質を向上させることができるようサポートすることです。

5膝ジム理学療法士募集

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