厚生労働省は15日、2025(令和7)年国民生活基礎調査の概況を公表しました。3年に1度、健康票・介護票を含めて実施する大規模調査の年に当たり、国民の自覚症状から在宅介護の実態までを一体で把握できる基幹統計調査です。自覚症状では腰痛が男女とも最多を維持した一方、介護が必要となった主な原因では脳血管疾患(脳卒中)が上位3位から後退し、骨折・転倒や高齢による衰弱が上位に入りました。リハビリテーション専門職に関わりの深いデータを中心に整理します。
有訴者率は255.7に低下 男性の2位は肩こりから頻尿に
病気やけがなどで自覚症状のある者(有訴者)は人口千人当たり255.7で、前回2022年調査の276.5から低下しました。性別では男233.2、女276.7。年齢階級が上がるにつれて高くなり、80歳以上では465.5に達します。
症状別にみると、男女とも「腰痛」が最も高い状態が続いています。男は85.9(前回91.6)、女は100.8(同111.9)でした。女の2位は肩こり89.2(同105.4)、3位は手足の関節が痛む64.2(同69.8)。男は前回3位だった頻尿(尿の出る回数が多い)が50.1で2位に上がり、前回2位の肩こりは48.3で3位に入れ替わりました。






