脊椎固定術前の4週リハで術後合併症が減少 75歳以上159人のRCT

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75歳以上が受ける待機的な脊椎固定術で、手術前4週間の多因子リハビリテーションを加えると、術後90日以内の合併症が減った。中国の3施設で159人を対象にした無作為化比較試験の結果だ。米内科学会の医学誌Annals of Internal Medicineが7月号に載せた。合併症のあった患者は介入群74.7%、対照群91.2%で、リスク差は18.0ポイント。

 

試験は、術後回復を促す標準プログラムERASに術前リハを上乗せする群と、ERAS単独の群を1対1で比べた。2024年5月から2025年5月まで、適格性を評価した312人のうち164人が振り分けられ、159人が最終解析に入った。平均年齢は78.7歳だ。

 

術前リハは4週間で、監視下のグループセッション、多要素運動プログラム「Vivifrail」、栄養状態の最適化、心理的介入を組み合わせている。

 

主要評価項目は、術後90日以内に何らかの合併症が起きたかどうかだ。判定には、手術合併症の重症度を段階分けするClavien-Dindo分類を用いた。

 

合併症を1つ以上経験した患者は、上乗せ群で59人(74.7%)、ERAS単独群で73人(91.2%)だった。リスク比は0.80(95%信頼区間0.67〜0.95)、リスク差は -18.0ポイント(同 -27.0〜-9.0)。

 

評価したのは軽微なものを含む「何らかの合併症」で、上乗せ群でも7割超が該当している。合併症の重症度を総合的に点数化する指標でも、上乗せ群が低かった(調整平均差 -9.8、95%信頼区間 -14.1〜-5.5)。

 

参加者と担当医が介入内容を知る非盲検デザインが、限界に挙げられている。中国の医療制度では在院日数が長く、一般化にも限界があるとされた。

 

術前リハの効果は試験ごとに割れている。カナダの1

脊椎固定術前の4週リハで術後合併症が減少 75歳以上159人のRCT

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