先日行ったアンケートですが計263名の先生方にご回答を頂きました。積極的にご参加頂きまして誠にありがとうございました。この場を借りて感謝申し上げます。
さて、本日は先日のアンケート調査結果を掲載します。
訪問リハビリで働く「療法士像」が少しでも読者の皆様に伝われば幸いです。また、訪問リハビリに転職しよう!就職しよう!と考えている方にとって、一つの判断材料になればと思います。
それでは、以下に結果とそれに対して編集部のコメントを掲載します。
アンケート回答者の基本属性
①性別:男女比は「6:4」
②職種:8割近い回答者が理学療法士
③経験年数:経験年数7年目の回答者が全体の約2割と最多
④年齢:25歳~34歳が回答者全体の6割を占める
「回答者の属性まとめ」
• 回答者総数は263名
• 男女比は6:4
• 職種は理学療法士が約8割
• 年齢は25-34歳が約6割を占める
• 年齢に紐づく形で経験年数も7-10年目の「中堅層」の回答者が多かった。
「訪問リハビリ」について
①将来、訪問リハ分野で勤務したいか
調査回答者の7割弱がすでに訪問リハで勤務していた。14%が「働くことを考えていない」と回答。
②訪問リハの所属法人形態
所属法人形態は、営利法人よりも医療法人や社会医療法人といった形態が多い。
③勤務形態
常勤が87%と多い割合であった。
④訪問リハ就職以前の職場
「回復期病院」が全体の3割と最も多く、次いで一般・総合病院、急性期病院となった。
⑤「訪問リハ」の領域に進みたい理由(複数回答)
「興味・関心がある」が72%で、キャリアアップの39%を上回った。
⑤「訪問リハ」の領域に進みたくない理由(複数回答)
進みたくない理由はバラバラであった。
「訪問リハについてまとめ」• 回答者の7割が既に訪問リハに勤務していた。
• 「将来働きたいと考えていない」は14%であった。
• 所属先としては営利法人より医療法人などが多く、常勤が9割近くを占めた。
• 訪問リハに勤務する前は、回復期病院が多い割合を示した。
• 進みたい理由については「興味・関心」が「キャリアアップ」を上回った。
編集部雑感
・読者層にも依存するが、今回の調査結果は訪問リハビリ分野に興味・関心を持つ層が「中堅層」で「PT」に多いことを反映している可能性がある。
・また、進みたい理由が「キャリアアップ」よりも断然「興味・関心がある」という点については、学校教育でほとんど触れられない領域なので、キャリアアップのイメージを抱きにくく興味・関心レベルになっている可能性がある。