療法士が知っておきたい薬剤のこと

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 々療法士が担う、リハビリテーションにおいて、担当患者、利用者の薬剤状況を把握しておくことは必須です。しかし、養成校時代から薬剤に関する詳しい授業項目もなく、卒後各自の学習に依存しているのが現状です。

 

一時期、養成校の新カリキュラム案の中にも、「薬剤」の項目がありましたが、見送られています(登録理学療法士の後期のカリキュラムに『薬理学』が1コマ用意されています)。ということで今回は、療法士が知っておきたい、薬剤の基本的な副作用と各種療法を実行する上で考慮しておきたい点について、お伝えいたします。

 

薬剤と副作用

抗がん剤

 抗がん剤治療を受けている患者の場合、白血球数が極端に減少しています。これにより、全身の倦怠感があり、体を動かすことが億劫になります。つまり、モチベーションの低い患者の場合、リハ拒否の原因となる場合があるため、投薬常用を事前に確認しておく必要があります。

 

POSTのインタビューにて乳がん後の理学療法の専門家である萬福先生は以下のように解説しています。

療法士が知っておきたい薬剤のこと

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