皆さん、こんにちは。
茨城県水戸市で理学療法士をしています。宮嶋佑です。
本日は、子育てと自己研鑽について、持論を書かせていただきたいと思います。
近年、男性が育児や家事に参加することは、当たり前と言われる時代になりました。
この記事を読んでいただいている男性の方も、日々家事・育児に積極的に参加している方もいらっしゃると思います。
まず初めに、日々頑張っているお母さん・お父さん
本当にお疲れ様です。
私も、5歳の息子と2歳の娘がいまして、奥さんには敵わないですが、なるべく子育てや家事に参加するようにしています。
また、2人目が生まれた際に1か月の育児休暇をいただいた経験もありますので、
家で子供をみているのがどれだけ大変か?はわかります。
もう一度言います。
本当にお疲れ様です。
しかし、皆さんはセラピストです。
「患者さんの為に、もっと自己研鑽しなければ」という想いを持っている方が多いと思います。
しかし、子育てをしていると「自分の好きな事が出来る時間」が大幅に減少します。
その中で、「やっと出来た時間を勉強に使いたくない・・・」
わかります。
それでも、何とか勉強もしたい!という方に、私が普段行っている方法を紹介したいと思います。
それぞれの家庭によって様々な事情があり、私が想像も出来ない様な大変な環境で死にものぐるいで頑張ってる人もいると思います。
まずは、家庭の安全・安心が優先です。
なので、「子育てを言い訳しないで、勉強しろ!」という感じてはなく、私のやっている方法を見ていただき、
「これなら出来るかも!」というのがあれば実践していただければと思います。
1. 昼休みに30分だけ勉強する。
勉強する時間は、短時間でもいいので”毎日決まった時間にやる”事がおすすめです。
この”決まった時間”をいつにするか?については、
なるべく誰にも邪魔されない時間帯にやる事が重要です。
私は、仕事のお昼休み90分の内、30分は勉強するようにしています。
たかが30分かもしれませんが、月の出勤日数を20日とすると、月に10時間。
1年間で120時間勉強することが出来ます。
やるとやらないでは、大違いです。
勉強を始める以前は、昼休みにスマホゲームをしていました。
スマホゲームは、本当に恐ろしい時間泥棒です。
株式会社三菱総合研究所が2016年に行ったアンケート調査では、
調査した20代社会人の半数以上が1日30分以上スマホゲームを行っており、さらに約35%が1時間以上行っていると回答しています。
スマホゲームの怖いところは、
①いつどんなところでも起動できてしまう
②起動も早く、セーブもいらない
為、隙間時間をどんどん無くしていってしまいます。
それこそ”トイレの便座に腰かけた時も、起動できます。”
ある時に「これはやばいな・・・」と気づいた私は、スマホに入っているゲームをすべて消しました。
「せっかく長い時間かけてここまでレベル上げたのにもったいない・・」
と消去するのに躊躇する人も多いと思いますが、
”これから消費していってしまう時間のほうがもったいないです!”
時間に余裕がない方は、スマホゲーム時間を見直すことをお勧めします。
2.通勤時間を使う
私は、家から車で30分程かけて出勤しています。
混雑時には、40分かかってしまう事もあります。
やはり、時間が勿体無いな・・・という思いがずっとあり、渋滞にイライラしてしまうこともありました。
そこで、ある時から、朝の通勤時間にyoutubeで学習型の動画を音声だけ流して聴くようにしました。
そうすると、"ただの通勤時間"だった時間が、"学習の時間"へと早変わりしました!
しかも1日30分以上!
どのような動画を見ているかというと、「リベラルアーツ大学」「中田敦彦のyoutube大学」「サラタメさん」など、理学療法とは関係ない物を見ています。
理学療法の動画は、どうしてもスライドを見ないと理解できないものが多かったりするので、普段の専門分野では無い物を聞くのがオススメです。
近年、専門分野だけの学習だけで無く様々な分野の学習が必要になって来てると強く感じます。
是非、朝の通勤時間を"専門分野以外の分野を学ぶ時間"にして頂ければと思います。
※注意※
スマホ画面を見ながらの運転は犯罪であり、重大な事故を起こす危険がありますので、絶対に止めてください!
上記の方法で聞く際は、カバンの中にしまう等して、画面が見えないようにしてください。
また、ヘッドフォンを使用していると違反になるので、使用しないようにしてください。
3. 夜 寝る前にする。
夜寝る前に本を読んでいます。
何分とかは決めてなく、"もう眠くて読めない"となったら寝ます。
そうする事でスムーズに入眠出来るので一石二鳥です。
読む本の種類としては、読んでて眠くなるような少し難しい本や、暗記物がオススメです。
僕は今、この時間を使って資格の勉強をしています。
子供が寝てから、勉強するという方法もありますが、僕はオススメしません。
なぜなら子供は、予定通りには寝てくれないからです。
寝てくれないと「何で寝てくれないんだ!」とイライラして、怒ってしまったりと良いことがありません。
夜は、子供と同じく早く寝床に行き、本を読みながら一緒に寝てしまう事がオススメです。
いかがでしたか?
「お昼休みに同僚とコミュニケーションをとることも大切だ」や「夜は眠くてとても出来ない」というかたもいらっしゃると思います。
しかし、人生の時間を何に使うかはトレードオフの関係であり、何かを得るには何かを捨てなければなりません。
今一度、”自分が何に時間を多く費やしているか"を把握した上で、子供との時間や勉強時間を無理なく確保していきましょう!
また、子供が生まれる前と比較して自己研鑽に充てられる時間が減って、大きな焦りを感じる人もいると思います。
しかし、勉強は何歳になってからも出来ますが、子供はいずれ手がかからなくなってきます。
手がかかる時期はいっぱい子供に愛情も時間も注いで、手がかからなくなってから自己研鑽の時間を増やしていく事も出来るはずです。
今は少ない時間でも、やらないよりはマシと思って、
一緒に頑張りましょ!