基礎医学シリーズ解剖学編―足部内在筋―

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皆さん、こんにちは。火曜日担当の藤本裕汰です。本日もよろしくお願い致します。先週は歩行の評価についての解説をしました。重要な知識になると思うのでぜひ参考にして頂けたら幸いです。本日は基礎医学シリーズの第17回として足部内在筋について解説していきます。

 

解剖学的特徴

足部内在筋は足部に起始停止を持つ筋であり、1~4層で形成されています。表層から1層と数え、1層は母趾外転筋、短趾屈筋、小趾外転筋が含まれ、2層は足底方形筋、虫様筋が含まれます。3層は短小趾屈筋、母趾内転筋、短母趾屈筋が含まれ、4層は底側・背側骨間筋が含まれます。

少し筋が多くて分かりにくいですが起始停止・作用・支配神経は以下の様になります。参考にしてみて下さい。

足部内在筋は小さい筋肉ではありますが、非常に重要な役割が存在します。1・2層は内側・外側の縦アーチに関与し、3・4層は横アーチに関与します1)。そのため、臨床の中でも非常に重要であり、評価する必要がある筋肉であると考えることが出来ます。

 

足部内在筋の問題点

基礎医学シリーズ解剖学編―足部内在筋―

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