理由① 1対1で向き合える時間の長さ
通所リハでは、適宜必要な方に対して個別機能訓練の時間を設けてリハビリを行なっていましたが、なかなか1対1で集中して向き合うには難しい環境でした。
20名以上いる利用者様の運動の案内や動作指導、著変のある利用者様の運動メニューの調整、定期的に行う体力測定など、全てを臨機応変に行っていかなくてはならない状況でのリハビリのため、一度リハビリを止めて他の対応に入ることも度々ありました。
一方、訪問リハでは時間に限りはあるものの、集中して1人1人と向き合えます。その反面、何かあった際には自分で判断し対応していかなくてはいけないので、対応力のスキルアップも望めると思ったのが一つ目のきっかけです。
理由② 普段の生活の場で自分らしい生活を送る手助けをしたい
通所リハでよくあったのが、「お家ではどんな運動をやったらいいかな？」といった質問や、運動不足により足の浮腫みが酷い方へのホームエクササイズの指導などです。
しかし、実際に指導した運動を行えているか質問してみると99％の方からの「やらなきゃいけないとは思っているけど、全然やれていない」という返答でした。
実演を交えて動作指導をいくら丁寧に行っても、殆どの利用者様が行っていない現状…これを改善していくには、実際に生活しているご自宅での指導「訪問リハ」しかない！と、考えるようになりました。
利用者様の疾患や身体状況によって可否はありますが、訪問リハでは実際にご自宅の状況を見た上で、どこで・どのような動作でより安全にホームエクササイズを行えるかの指導などが出来ると思います。これをきっかけに、利用者様が体を動かす時間が少しでも増えれば良いなと思ったのが二つ目のきっかけです。
理由➂ 成果に対して正当な評価が貰える
事業所によって様々だとは思いますが、通所リハでは月々の給与に加えて賞与がある場合が多いと思います。その分、そこからの給与面での増加の見込みは難しく(自分が勤務していた事業所の場合)、成果に対しての評価を実感する事が出来ませんでした。
訪問リハでは、賞与の代わりがインセンティブとなる所が多いと思います。これは、各事業所が定めた訪問件数を超えると一件当たり〇〇円与えられるもので、頑張れば頑張った分の対価が与えられモチベーションにも繋がると思ったのが、訪問リハへの転職を決めた三つ目の理由です。
僕が実際に転職活動をしている中で、ほとんどの訪問看護ステーションが、
『インセンティブを半年積み立てて、夏と冬に賞与として支給』というところが多くありました。
今回入社した事業所は、
『インセンティブは毎月支給し、夏と冬に賞与は（少額だが）別に支給』というのも魅力でした。
身体機能向上のための機能訓練の提供という一義的な内容だけではなく、生活の場に出向いて生活機能の維持・向上を図り、利用者様や家族が安心して生活することが出来る環境を整える(生活で困難となる原因に対しての機能訓練アプローチ、住環境の整備など)。
家族やケアマネ、ヘルパーと密に関わり連携を取って上記の内容に対応していくため、セラピストとして求められる内容も多く、それに比例してより責任も増してくると思います。
今後も高齢化は進行を続けていくなかで、たくさんの高齢者を支えていくには在宅医療(訪問リハ等)が不可欠になってくると考えているので、微力ながらそれを支える一人になれるよう努めていきたいと思います。
訪問のステージで活躍できる療法士を募集しています！
現在Luxemでは、地域からの依頼案件の増加や業務拡大につき、PT/OT/STを募集しています。キャリアアップ・働きやすさ・勉強できる環境・通勤のしやすさは満足いくはずです！
勤務地：神奈川県川崎市多摩区登戸2706-5 白井ビル3階駅徒歩2分
アクセス：小田急線｢向ヶ丘遊園｣徒歩5分 ＊マイカー通勤可
勤務時間：9:00～18:00★業務は1件当たり1ｈ～2ｈ｡平均1.6時間
給与：月給25万円〜50万円 インセンティブ1件4000円（71件以上）
