前回から、脳のラテラリティについて書いています。脳は左右に1つずつあり、その2つの半球の違いは脳卒中に何をもたらすのか…より臨床に近い場面からいろいろ解決していきたいと思います。


痛みや浮腫を伴う炎症兆候。なかなか引かないときに『自律神経の作用』と決めつけていませんか?そんな思い込みを覆す『神経原性炎症』についての記事です。痛み関連での大発見の一つ・ポリモーダル受容器の多様性に驚きます。

横浜市鶴見区にある徳田病院は、昭和49年から腎センターを併設し、人工透析を診療の中心に据えておりますが、一般内科の患者さんも数多く来院されます。 近年、透析をされる患者さんの数は増加をたどり、国を挙げての生活習慣病への取組みから、透析を行う前の管理が重要だと再認識されています。 徳田病院では、予防指導を行うとともに長期入院での全身的管理から腎疾患の患者さんがもつ基礎疾患としての糖尿病、高血圧、高脂血症を、更には脳卒中の既往や心臓病の合併症に対応しております。 診療科目は人工透析/内科/腎臓内科/循環器内科。 総合内科として専門的な治療を行い、地域に貢献しています。 2024年の改革 2024年に入り、常勤医師が2名新たに勤務いただけることになり、診療科目も変更いたしました。他にも、リハ部新設、地域医療連携室開設、電カル導入の検討開始、リクライニングチェア一部廃止、スタッフ休憩室の設置、勉強会開催など、業務上の無駄や心理的ストレスを排除し、患者様と向き合える時間を確保することに注力しております。改革はここにとどまらず、より一層患者様、従業員の皆様に寄り添った環境に整えてまいります。 募集背景 2025年4月にリハ部門の新設をいたしました。この度、増員のため、理学療法士を1名採用いたします。 入院、外来、透析室含む当院患者様へのリハビリテーション提供をお任せします。 部門新設のため、リハ室も新設いたします。 入社時期によっては一緒に作り上げていただくことも可能です。 新規立ち上げになりますので、一緒にリハ室を一から作り上げることを楽しめる方と 一緒にお仕事できればと思っております。 管理者が理学療法士になりますので、相談等いただける環境はございます。 また、今回は部門新設に伴う募集となりますので、管理職も募集しております。今までのご経験を活かして、立ち上げから携わってみたい方の応募もお待ちしております。 ■在籍セラピストの人数 全体:4名 PT:1名 (8月入職1名) 非常勤:1名 OT:2名(8月入職1名) ST:0名 [男女比] PT:男性 1名(非常勤1名)、女性 0名 OT:男性 1名、女性 1名 ST:在籍無し [在籍セラピストの年齢層] PT:20代1名、(非常勤30代1名) OT:20代1名、40代1名 ST:在籍無し

理学療法士と患者、理学療法士と家族、患者と家族。リハビリには様々な関係があります。リハビリ中にも気になるその「距離感」について書きました。

本邦で神経障害性疼痛への適応が認められてから10年が経過する抗けいれん薬・プレガバリン。その後さまざまな疾患への適応が承認され、ペインクリニックだけでなく整形外科や多くの科で処方されるようになりました。臨床的な疑問として、神経障害性疼痛の薬にもかかわらず明確な神経障害がなくても効果が出る例があり混乱します。非器質的疼痛や代表的疾患である線維筋痛症を例に、10周年を迎えたプレガバリンの機序について考えました。

前回より、消去現象について書いています。半側空間無視とは明らかに異なるこの現象はどの様にして生じているのか?いくつかの説を用いながら書いていきたいと思います。

今回は、消去現象-extinction-について書いていきたいと思います。この現象は私がセラピストになって初めて研究した現象でもあり、非常に興味深い現象でもあります。 皆さんが何気なく見逃してしまっている現象だと思いますので、少しでも興味を持ってもらえればと思います。

☆当院リハビリテーションの特徴 ・予防医学と地域の健康寿命延伸への貢献を基本理念に、腰痛、膝痛・肩痛、その他全身の痛みの治療を行っています。 ・患者様とのコミュニケーションを重要視し、最適な運動療法で総合的なリハビリを行います。 ・院内勉強会や講習会などご自身のスキルを磨く研修制度が充実しています。 ☆︎当施設のおすすめポイント ・腰痛や肩こりを始め、膝の痛みや骨折など幅広く整形疾患を学ぶことができます。 ・勤務は曜日固定で、週休2.5日の他、祝祭日の休みがあります。 ・主に20代~30代が活躍する明るく活気のある職場です。 ・ブランクがある方もお仕事スタート可能!バイザーが丁寧に指導を行います。 ☆こんな方を募集しています ・しっかりコミュニケーションを取り、患者様と向き合う治療を行いたい方。 ・明るい笑顔で元気にお仕事に取り組んでいただける方。 ・幅広い診療を学びながら、自分の技術を磨いて行きたいという方。 ・患者様のバックグラウンドに応じたオーダーメイド治療に興味をお持ちの方。
今回は、感覚障害と半側空間無視を臨床の中でどう見分けていけば良いのかを書いていきます。もちろん混在している所も多いので綺麗に分けることは難しいですが、治療を進めていく上で原因を分けることは大切になりますので、考えて行きたいと思います。

膝OAの患者もあちこち痛がりますね。筋膜の影響?本当にそうなのかはわかりませんが、研究で示されていることから膝から拡大する痛みをまずは考えていきましょう。

「あちこち痛くて」と訴える患者さんを面倒だと感じるのか?しっかり考察できるのか?把握するためには、やはり基礎を知る必要があると思います。疾患、修飾因子、理学療法の視点からあちこち痛い患者について考えるヒントとなる記事です。
