2024.11.20
歩行中の上肢の振りは、エネルギー効率および安定性の面からみても必須と考えます。
しかしパーキンソン病患者だけでなく、神経疾患以外の運動器疾患などの方においても上肢の振りの減少、もしくは消失がみられる方がいるのは周知のことと思います。
では、なぜ上肢の振りが減少するのでしょうか。
以前何かの講習会で、バランス戦略の一つとして、上肢を動員してしまう(例えば平均台では上肢でバランスをとっている)、また、恐怖や体性感覚の低下により、体幹・上肢を固めてしまうといった内容の話しを聞いた記憶があります。
実際なぜ上肢の振りが減少するのか説明できる方いましたら、ご説明よろしくお願いします。