受付中2017年12月22日 06:26に投稿

ROM-test 肩甲帯挙上の測定肢位は「背面から測定」??

いつのころからか疑問に思っていたことです。
ROM-test 肩甲帯挙上の測定肢位は「背面から測定」となっています。
基準となる部位が胸骨上縁や肩峰なのに…
本来は「前面」ではないのでしょうか?
どなたか?この疑問を解消して頂けませんか?
宜しくお願い致します。

回答1

ご質問内容から、文献を見てみました。
さしあたり、以下の5冊は「背面」の記載でした
・標準整形外科学(医学書院)
・PT標準理学療法学 専門分野 理学療法評価法 第2版 (医学書院)
・理学療法テキストⅡ 理学療法評価法 第3版 (神陵文庫)
・ROM測定DVD 第2版(三輪書店)
・理学療法ハンドブック第1巻 (協同医書)
但し、以下の2冊は「前面」の記載でした。
・基礎運動学(医歯薬)
・理学療法学ゴールドマスターテキスト 理学療法評価学(medical view)
これは、個人のやり方による違いがあると思いますが、基本的に私は背面から行います。
この場合、胸骨上縁の位置を確認し、背面にその点を投影させます。
前面から計測したほうが正確かもしれませんが、前面からだと患者さんによっては「近いな。」と感じたり、緊張してしまう人がいるかもしれません。
私はそう思って背面から行っています。

2017年12月22日 06:29

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