来週から評価実習が始まる学生です。
MMTについて復習していたのですが、4や5の判定基準がややこしいなと思い質問させていただきました。
教科書や授業では0から5の6段階に評価すると習いましたが、先輩に見させていただいた実習のレポートには「4+」や「4−」と記載してありました。
4や5の評価はもともと主体的なものなのに、さらに4+や4−と細分化することができるのでしょうか?
「5−」と「4+」の違いは何ですか?
臨床に出ている先輩でどなたか教えていただければ幸いです。
別法などで+や-を付けることもあった気がしますが、それは今回の質問とはまた別の話になると思います。
MMTは順序尺度なので数値の間隔は一定ではなく、4の幅がかなり広くなっています。そのため先輩の方が行かれた実習先では4に+、-を付けているのではないかと思います。4を細分化することに意味があるかと言われると賛否両論あると思います。なので実習地の方針や先生の指示に従うのがいいと思います。大切なのはMMTが+か-かということよりも「正確に評価できること」と「MMTなどの評価結果が動作やADLなどにどのように影響しているかを関連付けること」だと思います。
基本的にMMT4や5には+や−はつけないかと思います。
臨床に出た場合、主観的な評価である4などに+や−をつけることにあまり意味を持ちません。前の方が回答されているように評価した値がADL動作にどう影響してくるか、が重要ですので。
細かい話をしますと、以前のMMTでは4+や4−を使用していましたが、現在のMMTの教科書では改定され+や−は2+、2−、3+だけに使用することになっていたかと思います。1から2になる過程で、重力を除いた状態で関節運動か生じるが全可動域動かなければ2−というふうになります。
私の知識も少し古いものなのでもう一度調べてみて下さい。
評価をすることに意味があるのではなく、評価した値がその人にとってどのような意味があるかを考えることが重要だと思いますので頑張ってください。
学生です。MMTの教科書の内容を、全部目を通したことがあるのですが、段階4は範囲が広い(筋力が50%あれば4以上と言われている)ため、−または+をつけて表していいと記されています。バイザーには、相談するのが良いと思います。前もって相談せずにケースノートに書くと、私のように怒られます。また、徒手で筋力を測定する意義としては、どの程度の力に対して身体を保持できるか以外にも、左右差を診るというものがあります。ですから、対処としては、備考欄に「左右差(右のほうが強い)」や具体的に「抵抗に対してどのくらい耐えられたか」、のように記載すればよいかと思います。