【終了しました】周術期(THA術後)の臨床展開~術後早期からできる、理学療法の具体的な介入方法~  講師:湯田健二先生

本セミナーではTHA術後早期からの介入目的を明確にしながら、具体的な介入方法を落とし込みます。
今回のセミナーを通して『股関節の評価とアプローチのしっかりとして軸』を作っていただきたいと思っています。

周術期(THA術後)の臨床展開~術後早期からできる、理学療法の具体的な介入方法~  講師:湯田健二先生

開催情報

主催
一般社団法人セラピストフォーライフ(主催者の詳細情報を見る)
日時
2023年08月13日

9:00~12:00(受付8:30~)
定員
100人

受講料
5000円/1人

メルマガ会員:5,000円 再受講:2,500円
※メルマガはHPから登録して頂けます

会場

自宅受講

住所
自宅受講

申込方法

申し込みは以下のURLより行って頂けます
https://therafor.com/seminar/202/

ホームページ

https://therafor.com/

こんなことを教えます

【臨床でまったく迷わないセラピストはいない】

日本でトップのセラピストがいたとして、その人が臨床で悩まなくなることはあるのかというと、セラピスト人生の最後までないと断言できます。

ただちゃんと勉強し、経験を積んでいけば、新人の頃と比較すると迷う数は確実に少なくなってきます。

セミナーの意義は、迷う数を少なくする(=正解へ早く辿り着ける)ことにあります。

講師の湯田健二先生は股関節のリハビリにおいて、圧倒的に迷う数が少なくなっている理学療法士だと言えます。

このセミナーに参加することで、皆さんは湯田先生が長年の臨床経験の中で試行錯誤を繰り返し、ようやく辿り着いた答えに、たった数時間で辿り着くことができます。

【だから、迷うことが少なくなる】

湯田先生は膨大な臨床経験と研究を積み重ねておられ、股関節のリハビリにおいて、信頼に足る、とても人気のある先生です。

臨床思考・評価・アプローチの一連の流れを、分かりやすく教えてもらえるので、何をしたら良いのかが明確になります。

本セミナーではTHA術後早期からの介入目的を明確にしながら、具体的な介入方法を落とし込みます。

今回のセミナーを通して『股関節の評価とアプローチのしっかりとして軸』を作っていただきたいと思っています。

軸がしっかりすることで、皆さんはこれまでよりも、迷う数が少なくなるはずです。

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講義内容予定)

◇総論 
・リハビリのエビデンス
・THAの術後合併症
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◇手術進入と人工股関節基本構造
・手術進入法
・手術進入法はTHAの成績に影響するのか
・股関節の基本構造
・摺動面の違いと可動域

◇術後レントゲンのチェックポイント
・術後X線

◇術後理学療法の実際
・病態理解
・変形性股関節症の概念図
・主な術前オリエンテーションの内容
・THA後の理学療法介入段階

◇術当日・翌日の評価
・安楽、尚且つ機能的な臥位姿勢とは
・臥位→起き上がり、座位→立ち上がり
・歩くための準備はできている?
・介入前後の立ち上がり
・介入前後の起き上がり
・介入前後の股関節屈曲運動
・介入前後の臥位姿勢
・ポジショニングの検討
・特徴的な臥床パターン
・臥床時の腰背筋群
・特徴的な術後臥位姿勢
・この姿勢からでは機能的・協調的な股関節運動はできない
・立ち上がり
・複合的な股関節の屈曲運動を考える
・骨構造からみた屈曲の制限因子
・股関節の適合性
・股関節の適合性と骨盤大腿リズム
・過度な骨盤前傾
・腰椎アライメントと骨盤大腿リズムの破綻
・Head positionの重要性
・介入ポイント
・環椎横突起の触診
・後頭下筋群のリリースと頚長筋・頭長筋の促通
・腰背筋の過剰収縮抑制
・介入前後の臥位姿勢

◇術翌日から4日目の評価と介入
・股関節屈曲運動の方向の違いは?
・股関節のloose-packed psitionと安定化メカニズム
・筋スパズムの軽減のための治療
・股関節安定性の評価
・簡易な股関節機能評価
・股関節安定化の治療

◇術後4日から1週の評価と介入
・介入前後の立ち上がり
・勢いを作り出すシステムいついて考えてみましょう
・坐骨,足部への加重

◇術後2週から3週以降の評価と介入
・術後に残存しやすい歩容
・立脚初期における股関節の内転運動
・骨盤側方制動の確認と構築
・股関節求心位の構築(中殿筋後部線維)
・トレイリングポジション
・ターミナルスタンスでの下肢伸展の構築

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◇アンケート

(PT14年目・オススメ度10点)
改めて基礎から勉強することが出来ました。患者様の姿勢を観察し、何が出来ていなくて、何が必要なのかを、しっかり考察していきたいと思った。

(PT1年目・オススメ度9点)
THAの術後で、頭頚部に着目する必要があることに驚きでした。また、頸部に着目する流れも理解することができ、今後の評価・治療に生かしていきたいと思います。また、loose packed positionという介入する上で新たな着目点を知ることができ、こちらも今後の臨床で実践したいと思います。

(PT5年目・オススメ度10点)
とても分かりやすく、貴重なご講義をありがとうございました。新たな視点や、知識を得ることができ、今後の臨床推論および実際のアプローチに生かしていきたいと思います。

当日の流れ

講師紹介)

湯田健二先生(理学療法士)

【所属】
JMA海老名総合病院リハビリテーション科科長 兼 リハビリテーション科医療部門海老名地区統括科長 C.I.T-セラピストのための Clinical Innovation Team-C.I.T 代表/講師

【略歴】
1991 年 国立療養所箱根病院付属リハビリテーション学院卒業
同年 海老名総合病院入職
2002 年 人工股関節全置換術後の理学療法を中心に理学療法を展開
2005 年 JMA海老名総合病院リハビリテーション科科長就任
2009 年 神奈川県立保健福祉大学大学院修士課程修了
2012 年 JMAリハビリテーション科医療部門担当海老名地区統括科長就任

【主な学会発表】
○第 44 回日本理学療法学術大会
演題 「大腿骨頚部前捻角の違いが歩行時の膝関節運動に及ぼす影響」
○第 45 回日本理学療法学術大会
演題 「大腿骨頚部前捻角の違いが歩行時の膝関節運動に及ぼす影響~第 2 報~」
○第 46 回日本理学療法学術大会
演題 「大腿骨頚部前捻角の違いが歩行時の膝関節運動に及ぼす影響~第 3 報~」
○第 47 回日本理学療法学術大会
運動器シンポジウム「変形性股関節症患者に対する最新知見とこれからの展望」
演題 「臨床から見た変形性股関節症に対する理学療法
~人工股関節全置換術後の理学療法」

【書籍】
○山岸茂則(編):臨床実践 動きの捉え方 何を見るかその思考と試行,文光堂(2012.5.)
○福井勉(編):ブラッシュアップ理学療法,三輪書店(2012.6.)
○斉藤秀行・加藤浩(編):極める変形性股関節症の理学療法 病気別評価とそのアプローチ,文光堂(2013.11.)

【論文】
○『大腿骨頸部前捻角の違いが歩行中の膝関節に及ぼす影響』
神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学研究科
リハビリテーション領域 理学療法学(石井慎一郎教室)
博士前期過程修士論文(2010.3.)
○『変形性股関節症からみた歩行の運動連鎖』理学療法ジャーナル 2013 年 1 月 第 47 巻第1 号

【DVD】
○『身体各部位との協調的側面からみた股関節機能の改善』ジャパンライム

こんな方を対象としてます

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士 など

受講料について

5000円/1人

メルマガ会員:5,000円 再受講:2,500円
※メルマガはHPから登録して頂けます

受講する際は以下をお読み下さい

(持ち物と服装について)
WEB環境
筆記用具

申込方法

申し込みは以下のURLより行って頂けます
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ホームページ

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周術期(THA術後)の臨床展開~術後早期からできる、理学療法の具体的な介入方法~  講師:湯田健二先生

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