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厚労省案の脳卒中の施設評価指標 【維持期がない】と指摘

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今月17日、脳卒中・循環器病の診療提供体制に関する検討会が行われた。

 

その中で、厚生労働省は「脳卒中の回復期~維持期の医療提供体制構築に向けた考え方(案)」を提案しワーキンググループが議論された。

 

急性期と回復期に分け、リハビリテーションの実施件数などを盛り込んだ指標案を示したが、委員から「維持期がない」と見直しを求める意見が出た。今後、指標案に維持期を含めることを視野に入れてWGの意見を取りまとめ、来月末に開催予定の検討会に提出する見通しだ。

引用元:CBnews

 

引用元:第4回脳卒中に係るワーキンググループ資料

 

資料には、回復期リハビリテーションの適応を検討し、急性期から回復期へ速やかに移行できる連携体制を作ることなどが提案されている。

 

以前は、脳卒中リハビリにおいて「6ヶ月の壁」と言われていたが、最近で何年も経過しても、リハビリテーションをすれば機能が向上することが言われてきている。

 

急性期から在宅を意識したリハビリテーションが行われることは重要であるが、また、維持期(生活期)でのリハビリテーションが重要なのも事実である。

 

次回は来月末。どのような施設評価指標が提案されるのか、注目したい。

 

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