投球動作改善エクササイズ|濱田 太朗先生

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投球動作の改善を考える時に最も重要視しているのはこの3点です。

 

その中でも、肩甲胸郭関節・股関節までを含めた体幹機能については、動的柔軟性の改善を目的としたアプローチを行っています。

 

また手指機能についても、投球パフォーマンスのみならず肩肘障害との関連も深いと考えており、特に投手には念入りに指導を行っています。キャッチボール再開の場面では現場の監督コーチらと一緒に検討を重ねた、スローイングエクササイズを取り入れています。

 

またこのスローイングエクササイズは一部評価でも用いりますので、後ほど紹介していきます。

 

ではまずは体幹の伸展・回旋の柔軟性のアプローチからです。柔軟性改善へのアプローチにはストレッチポールとバランスボールを用いてストレッチングをしていきます。まずはストレッチポールを用いたアプローチです。

 

胸椎部を胸椎部にボールを置いた状態で、肩甲骨の内転であったり、肩関節の外旋、肩甲骨を内転を誘導しながら、胸郭の拡張をアシストしていきます。

 

頭の上に手を置いて肩関節外転外旋の状態を取ります。膝関節は軽度屈曲位の状態で、ストレッチポールを胸椎部に置きます。その状態で胸郭の拡張を促すのに、頭側からアプローチを行っていきます。

 

呼吸に合わせて上位胸椎・胸郭を少しアシストしてモビライゼーションしたりすることもあります。

 

次のページ>>上部体幹や肩甲胸郭関節の柔軟性改善エクササイズ(動画あり)

投球動作改善エクササイズ|濱田 太朗先生

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