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全国学術研修大会のアップデート 臨床技能はどうすれば上がるのか

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毎年開催されている各都道府県理学療法士会主催で開催される日本全国学術研修大会。

2018年より企画の方向性が大きく変わり、「理学療法士の臨床技能」を高めるために、様々な学習形式を用いて、より多世代が参加できる大会を目指している。

 

事例1(自習法)

テーマ「慢性腰痛における治療戦略について」

研修大会の事前学習として、講義形式の動画・スライドを配布しておき、当日はモデルに実際に実技指導を行い、意見交換していく。

 

事例2(自習法)

テーマ「高度急性医療における心臓リハの実践」

研修大会の事前学習として、スライド or 動画を用いて ICU におけるリスク管理やリハプロトコール、ガイドライン等を紹介。当日は、動画にて実際の事例をもちいて、リハ介入する際のモニター、ライン類の確認や多職種との 連携、リハ実践について紹介。また、グループワークにて臨床におけるリスク管理の確認作業やデータに基づいたリハ評価、実践 方法等からテーマを絞り、それについて参加者同士で意見交換し、各グループ発表まで実施。その後、講師からフィードバックをもらう。

 

事例3(自習法)

テーマ「マネジメント教育」

研修大会の事前学習として、e-ラーニング等を利用し、講義形式にて聴講。当日は、参加者から職場における課題を提供してもらい討論していく。

 

来年、第54回の学術研修大会は徳島で開催される予定だ。エビデンスをどう現場で生かすか、臨床で効果をあげている理学療法を直接見るなど、より実践的な内容が検討されている。

 

▶︎ 第56回日本理学療法学術研修大会の開催都道府県士会の公募について

全国学術研修大会のアップデート 臨床技能はどうすれば上がるのか

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