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新人セラピスト必見!2年目で訪問看護へ、大丈夫?

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皆さん、こんにちは。私は理学療法士2年目で、地元の急性期·回復期病院から訪問看護ステーションへ転職を決意し上京致しました。両親からは、「せめて3年は働かないと」前職場からは「経験·知識が少ないから訪問は早いんじゃないか」と言われておりました。そんな中でも、①訪問看護を選んだ理由②訪問看護の魅力③将来の抱負を、皆さまに伝えていきます!セラピストの方がこの記事を拝見し、訪問へ興味を抱いてくれましたら幸いです。

①訪問看護を選んだ理由は…                            

今は人生100年時代の到来

理学療法士1年目の時に、著者リンダ・グラットンさんの「LIFE SHIFT(ライフシフト)」という本を読んだことがきっかけです。医療の発達や衛生環境の改善により、日本の平均寿命は伸び100歳を到達する長寿高齢社会となってきているそうです。

 

現在の働き方も親世代の終身雇用制度とは異なり、無形資産(個人の価値観に沿った生き方)の重要さや多様性をもった働き方などの変化に柔軟に対応していく時代であると記載されています。

私の地元では高齢化率も高く80~90歳の割合を占めていました。実際に、高齢化が進んでいることは知ってはいたものの、自分の10年20年先の未来まで想像を遥かに超えており、日本の将来人口推計をみると令和47年(2065)年には高齢化率38.4%と世界一高く、1.3人の現代人で65歳高齢者1人を支える社会が到来すると述べています。(日本人2人に1人は高齢者。数値化すると衝撃です…。)(内閣府ホームページより参照)

 

当時、回復期にいた私は、この本を読み、「個人個人のより良い生き方」に視野を向けたとき理学療法士としての関わり方を変える必要性を感じ始めていました。回復期で患者さんが自宅退院を希望されても厳しい現状が多くみられていました。

 

具体的内容としては、

  • ・キーパーソンの方も高齢であり息子(娘)さんが遠方にいることが多い。
  • ・自宅へ復帰されても持病が悪化し再入院を繰り返す方も非常に多い。病院と自宅の行き来がほとんど。
  • ・最期の希望は在宅であるが、多くの方は病院で最期を迎える現状。

 

そのため、回復期では今後の先を見据えたアプローチには限界があると感じ、退院後の暮らしを支える生活期に興味を抱くようになりました。少子高齢化、長寿国に向けて、住み慣れた場所で質の良い環境や生き方を考える、そのお手伝いとしてセラピストの専門性を地域活動に活かすことが長寿を迎える対策として重要だと考えています。

 

また、私自身も“経験が浅いから訪問は早い”“3年間は同じ場所で働く”と言った固定概念に捕われず、若手から地域活動に携わりながら知識や経験を積んでいきたいと思い、訪問へ転職致しました。

 

②地域にでるということ、その魅力                        

実際、地域に出る訪問看護と病院で大きく異なる点は、診療報酬や介護保険分野が関わってくること、一人で行動する機会が多いこと、毎日リハビリを行うわけではないため一回の訪問で質的な評価治療を求められる点であると聞いております。

 

また、訪問しても急な判断や応用的な考えを求められることがあるとの事です。ケアマネージャーや訪問看護師など様々な専門職との関わりの中で、多職種さんの仕事の理解や提案を尊重しつつ、セラピスト分野ではリーダーとして発揮する必要があると考えます。

 

団体から個人の力が必要になっていく世の中にとって、訪問は個人で求められることが多い現場であると感じます。臨機応変に自身の名前で動いていくことはとてもやりがいに繋がると感じています。

 

現在、私はLuxem訪問看護に勤務しております。訪問が初めてである方や新人に対して、研修期間が半年あり、一から様々な基礎知識を学んでおります。訪問はサービス提供の仕事でもあるため、社会人としてのマナーや礼儀など訪問する基本も教えていただき大変助かります。

 

また、バイクの練習期間や同行訪問もあり、新人の私も安心して仕事に励んでおります。中には、認定理学療法士の資格を持った先輩方も多くいらっしゃいます。市町村や地域との関わりも強いため、学ぶにはとても良い環境であると感じております。

 

③将来的な働き方とは…私の将来像                        

利用者様の中には、老化に伴い体力が低下し動作に対して不安を持った方、家族内での介護負担が増大してきている方など、在宅問題はもちろん、今後の老後に不安を抱えている方は増えてくると感じます。

 

生活期では、利用者様が在宅の中で効率的な動作や楽な方向へアドバイスすることができるため、理学療法士として個人個人のより良い生き方にアプローチしていきたいと思います。元気に明るく楽しく、ノンストレスで利用者様、社員の皆様、自分自身と向き合っていきます。

 

将来的には、病気が進行する前に皆さんが予防を意識し、健康に過ごすためには主体性を持った健康思考であってほしいと考えております。地域との関わりを増やしていき、皆さんが元気に暮らしていけるよう、携わっていきたいと考えております。

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